稲田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年3月1日

(平成25年3月1日(金) 11:52~11:56  於:合同庁舎4号館6階620会議室)

1.発言要旨

 冒頭、私からは1月29日に開かれた第1回行政改革推進本部の際に、各府省に依頼をいたしました平成25年度予算の入替え要求に伴う新規事業のレビューシートが各府省において公表されました。
 シートは、8府省76事業が各府省のホームページで公表されています。
 なお、事業の詳細については各府省に直接お問い合わせをお願いいたします。
 以上です。

2.質疑応答

(問)共同通信の中久木です。
 公務員制度改革に関してなのですけれども、国家公務員制度基本法が施行されて5年となって、法律では5年以内に必要な措置をとるとあるのですが、実際に法制化ができていない状況なのですけれども、まず、この状況について御認識をお願いします。
(答)公務員制度改革やらなければいけないということで、基本法の1条の理念は誰しも同じだと思います。
 ただ、今、御指摘のとおり、今年の6月でですね、5年になって、(これまで)3回政府から提出をされて、それが全て廃案になっているという状況です。
 議論はかなり出尽くしているとは思いますけれども、私はやはりそこはもう一度総括的に検証したいと思っております。
(問)大臣の下に新たに勉強会を立ち上げましたけれども、この勉強会では、基本的に基本法の精神にのっとって再検証なり議論を進めるというお考えでよろしいですか。
(答)もちろん、そうです。
(問)おはようございます。フジテレビの和田でございます。
 改めてということになってしまうと思うのですが、昨日、独法の有識者懇がありましたけれども、これある時期に恐らく取りまとめをするのだと思うのですが、レクチャーでは、その都度アウトプットみたいなお話があったのですが、これからの進め方は、どんな具合になりますでしょうか。
(答)その都度のアウトプットとは。
(問)つまり大きな取りまとめということだけではなしに、何かまとまったことがあれば、その都度上げていくような形になるのかどうか、その辺りはいかがでしょうか。
(答)そうですね。昨日の中でもお話が出ましたが、かなり議論も、論点も、そして、何度も何度もやっているわけですよね。改革の集大成という位置づけで、やはり制度の、本来の制度の趣旨に立ち戻って、いつも言っていることですけれども、改革のための改革ではなくて、様々な議論はかなり尽くされていると思いますので、もう一度改革の集大成をしたいなと思っています。取りまとめということですね。

(以上)