森内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年4月18日

(平成26年4月18日(金) 8:40~8:48  於:衆議院議員食堂)

1.発言要旨

<駐日女性大使との懇談会について>
 おはようございます。本日は、駐日女性大使との懇談会について申し上げます。
 本日、17時10分から我が国に駐在する女性大使13名を大臣室にお迎えし、女性活躍について懇談をいたします。
 現在、我が国には16名の女性大使が駐在されております。女性大使の皆様とのネットワークを深めながら各国での女性活躍推進に向けた取組などをお聞かせいただくとともに、私からも我が国の取組について発信することにより、女性の活躍を相互に推進する機会にしたいと思います。
 以上です。

2.質疑応答

(問)情報保全諮問会議なのですけれども、1月以降一度も開かれていない、この開催頻度について大臣としてどうお考えか教えていただければと思います。
(答)諮問会議は有識者の皆さんの会議でございまして、運営は座長に一任しているわけでございますが、第1回のときに、これからの政令案、その他の事項について、まずは個々の委員の意見を聞いていく作業をし、たたき台のようなものがまとまりましたら開くというようなことが委員の皆様の間で決まったというふうに認識しております。
 政府としては、委員の皆様からのお問い合わせ等に積極的にお答えさせていただいているところでございまして、素案づくりのほうもそれと並行して鋭意進めておりますので、何とか形にして、そしてまとめた上で次の会議が開かれていくのだというふうに思っています。
(問)関連してなのですけれども、一部報道で大臣がワシントンに行って第三者機関を視察するという報道がありますけれども、事実関係をお願いします。
(答)一部報道、おたくの社(共同通信)の報道であるというふうに承知しておりますが、いずれにせよ調整中の事項でございますので、何か決まったことがありましたら正式にまた報告させていただきます。
(問)すみません、今おっしゃった一つ前の質問の確認なのですけれども、たたき台ということをおっしゃったわけですけれども、たたき台と今おっしゃった素案というのは別のものですか。
(答)いえ、別のものではございません。
(問)ということは、次の情報保全諮問会議が開かれるときは、素案が出てくる諮問会議ということですよね。
(答)題名がどうなるかということまでは私のほうで今の段階で決めているわけではございませんが、いずれにせよ元となる案をお示しするという作業になると思います。
(問)それは通常国会終わった後になるのですか。
(答)いえ、特に期限を決めているわけではございませんで、今鋭意作成中でございます。
 質問のほうもかなり多く寄せられてきましたので、それに対する回答を作成しながら、元となる案のほうもつくっているという状況でございますので、なるべく早く取りまとめたい、その元となる案をつくっていきたいと思っておりますけれども作業中ということでございます。
(問)先ほどのワシントンの訪問の件なのですけれども、大臣、調整中とおっしゃいましたが、それは第三者機関の視察をする方向で調整しているということでよろしいでしょうか。
(答)アメリカの視察については、視察時期、それから視察先、それから面談する相手等、調整中でございます。総理からは女性活躍という指示が一つ出ておりますので、それも含めて今言った事柄について調整中ということでございます。
(問)諮問会議の関係なのですけれども、大臣、秋には政令案、基準案を閣議決定したいというふうに言われています。パブコメにかけるには、夏ごろにはできていないといけないわけで、今、正に5月になろうとしていて、これだけの短期間に一度も会議が開かれていないということで決めてしまうということに対して、特に不安というか、そういったものはございませんでしょうか。
(答)手続をどうするかということは、諮問会議の運営の方法については座長にお任せしておりますので、それを政府がとやかく口を出すという事柄ではないというふうに思っています。それが大前提です。
 その上で、座長と委員の皆様がまず個々の委員のほうで進めていくという方法をおとりになって、今その作業中であるということでございます。
 なお、個々の委員から寄せられた質問と、それに対する回答については、ほかの委員をそれは情報共有できるように全てお示ししてあるということでありますので、ほかの委員がどんな質問して、どんな回答があったかということを全部見ながら進めていくという作業だろうと思います。その方法が会議を何回も開くのと、どちらがいいのかということについては、政府のほうでとやかく言うことではございませんで、座長と委員の皆様がそのような方法をとったということだと思います。
 大事なのは、やはり諮問会議の役割というのが有識者の皆様、第三者の皆さんの意見をしっかり聞いて、そして最終的に政府の案を決めていきますということでありますので、そういったことが反映されるように、趣旨にのっとっていくようになっていったらというふうに思っています。

(以上)