森内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年3月7日
（平成26年3月7日（金） ９:12～９:19 於：中央合同庁舎第４号館６階605室）
1.発言要旨
＜「国際女性の日」に寄せて＞
私から１点ございます。
明日３月８日は、国連が定めた「国際女性の日」です。国連を始め、世界各国でこの日を祝う行事が行われています。男女共同参画を推進する上で大切な日に寄せて私のメッセージを出しまして、お手元にお配りをしているとおりです。「国際女性の日」に当たり、男女共同参画の更なる前進と女性も男性も全ての人が輝ける社会の実現に向け、決意を新たに全力で取り組んでまいります。
以上です。
2.質疑応答
- （問）特定秘密保護法の関連でございまして。国会の監視機関として自民党が秘密指定の適否を判断しない原案を今調整されているところで、一方で、公明党は秘密指定の適否について判断をする原案を昨日まとめられたわけなんですけれども、大臣としては、これはどちらが法の趣旨からしてふさわしいものかとお考えになるか、お聞かせください。
- （答）国会の関与の在り方については国会のほうで御議論いただくものというふうに承知しておりますので、私から言及をすることは控えたいと思いますが、いずれにせよ、国民による適切な国会を通じてのチェックということで、国会議員の先生方が様々な御議論をなさっているというふうに思います。
- （問）この国際女性の日の関係でお尋ねしたいんですが、昨日、コロンビア大使館のほうで各国の女性大使を集めたレセプションがあったかと思うんですけれども、そこで安倍政権が掲げる女性の活躍について、各国から支援とか応援するというふうな声が出ていたかと思うんですけれども、それについての受け止めとこれからの取り組みについて改めてお伺いしたいと思います。
- （答）昨日、コロンビア大使館でこのインターナショナルウィメンズデイのレセプションがありまして、私も出席をいたしまして、私からも挨拶をさせていただいたところです。日本には各国からの大使、大勢駐在していらっしゃいますが、その中で16名、女性の大使がいらっしゃいまして、皆様が集まってお祝いをしたんですが、その中で、主催者のコロンビア大使、女性ですけれども、その中の挨拶でも、安倍総理が何回も何回も、何回も何回も女性の活躍と言っているということで、喜ばしいという評価をしていただくメッセージがありました。そして、何でも協力するからというふうに言っていただきまして、私のほうは、それではということで、16名の女性大使と私とで勉強会を開催していこうということを提案して、了解をいただきました。各国の女性活躍の政策を取り入れて、日本でも強力に女性の活躍、政策を進めてまいりたいと思います。
- （問）ビットコインについてお伺いします。自民党の中でも部会で議論がされたりとか、あと、政府のほうでも恐らく見解が固まりつつあるのではないかと思うんですけれども、その上で、消費者庁としてこの問題に対してどのように向き合っていったらいいのかということで、ちょっと大臣のお考えをお聞かせください。
- （答）ビットコインについては、現在のところ、マウントゴックスの相談は１件でありまして、ビットコイン全体でもそう多くない相談件数ではありますけれども、いずれにしても、消費者に被害が出ないようにしていかなければならないということは各省庁に申し上げているところです。さらに、消費者庁のホームページに注意喚起を出しまして、現在もそういった国が管理している取引所以外のものについて、注意をするようにということを申し上げているところです。更には、消費者事件、消費者被害が起きたときのその違法な収益をマネーロンダリング、資金洗浄に悪用されないようにしていかなければならないということは、申し上げていきたいと思っています。
- （問）自民党のほうから、消費者保護の観点からの法規制というふうな意見も出ましたけれども、その点についてはどのようにお考えでしょうか。
- （答）そうですね。当然だと思います。法規制をするかどうかはまだ決まっておりませんけれども、消費者被害が出ないように取り組んでいくということは大前提でございまして、何らかの制度を作っていくときには、消費者被害が出ないような仕組みをしていかなければなりません。それが今私が言ったような問題、マネーロンダリングの資金洗浄に悪用されないようにということも含まれると思います。
- （問）この冒頭にあった「『国際女性の日』に寄せて」というメッセージなんですが、大臣からというふうにおっしゃっていましたけれども、誰あてに出していらっしゃるんですか。
- （答）国民の皆様、それから世界各国に向けてホームページに載せておりますし、これを英語でも載せて、世界に向けて、安倍内閣において強力に女性活躍を進め、そしてまた、世界の中での女性の人権の保障ということも、日本が役割を担っているということもお伝えをしてまいろうと思っています。
（以上）