森内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年2月28日

(平成26年2月28日(金) 8:10~8:16  於:衆議院議員食堂)

1.発言要旨

<自殺対策強化月間について>
 本日、閣議において、私から自殺対策強化月間について発言いたしました。3月1日から1か月間でございます。期間中、各種の啓発活動を行うとともに、支援策を重点的に実施します。3月3日から9日まで、都道府県・政令指定都市と連携して、「全国一斉こころの健康相談統一ダイヤル」を実施します。一人でも多くの方の命を救うため、皆様におかれましても自殺対策強化月間の実施に格別の御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。詳細については事務方にお問い合わせください。
 以上でございます。

2.質疑応答

(問)ビットコインの問題についてお伺いします。先日、東京の取引所で取引が中止されてしまうという事態が起こっていますけれども、この問題に対する大臣の御所見と、また仮に消費者庁として何らかの対策を考えていらっしゃるようでしたら、その内容についてお伺いします。
(答)これについては、26日水曜日に消費者に向けて注意喚起を消費者庁から発出をいたしたところであります。ビットコインは中央銀行や政府が仕組みを保証したものではないものでございます。その点を消費者において十分理解し、納得した上で利用されるべきものと考えております。私から事務方に対して、事実関係をしっかり調査して把握するように指示をいたしました。関係省庁と連携しつつ、適切に対応してまいりたいと思います。
(問)2週間前にちょっと話題に出たと思うんですけれども、特定秘密保護法の関係で情報保全諮問会議の現在の検討状況、今週1週間で進んでいるかということと、情報保護監視準備委員会、これについての会合日程とか、どうなんでしょうか。
(答)両方とも検討が進んでおりまして、昨日も事務方から報告を受けたところでございます。諮問会議につきましては、委員の皆様お一人お一人と今、法案の内容を詳細に説明をしたり質問を受けたりしながら、基準案作りの御意見をいただいているところでございます。様々な広範にわたって御質問等をいただいて、それに対してまた資料をお持ちして説明をしたり、疑問点を解消していただいた上でまた運用基準を作っていくという作業を丁寧に行っておりますので、それらが一定程度まとまった上で開催するということで、まだスケジュールは決まっておりません。
 それから、監視準備委員会のほうでございますけれども、これは先日開催をいたしました。準備委員会の各省庁から出ていっていただいたものの、各省庁で、また事務方同士の検討等を今行っているところでございまして、諮問会議の運用基準の策定と同時に、こちらの委員会のほうも進めてまいりたいと思っております。
(問)諮問会議の話なんですけれども、今、委員の皆さんと基準案のことをやりとしているということだったんですが、ということは、次の会議ぐらいには何らかの素案みたいなものが出てくるのでしょうか。
(答)まだ素案を作るかどうかまでは決まっておりません。今御質問にお答えをしているという状況ですね。
(問)素案自体は作られるというお話だと思うんですけれども、政府から素案を提示して、それを両方で諮問会議で議論してもらうと。
(答)そうですね。
(問)素案を出す時期というのは大体いつ頃になりそうですか。
(答)まだ時期も決まってないですね。今、委員の皆様方の質問にお答えをしているところですが、かなりたくさんの質問が出ておりますので。
(問)次回の会合で示すことは示す、政府側から素案を。
(答)それも次回の会合のスケジュールもまだ決まっておりませんので、まだ決定してないです。もちろん、素案は作ってお示しをしていきたいと思いますけれども、まだ次回の内容をどうするかというところまで決まっておりませんで、今たくさんの質問が出てまして、それにお答えをするという状況でございますね。
(問)その基準案と政令についての素案を作っているということで。
(答)そうです。基準案と政令案についてやっております。

(以上)