森内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年9月17日

(平成25年9月17日(火) 10:43~10:49  於:消費者庁6階記者会見室)

1.発言要旨

 (秘密保全法制担当大臣の指名について)
 本日、閣議において総理より、秘密保全法制について、私を担当大臣に指名する旨の御発言がありました。
 具体的内容は、我が国の安全保障に関する情報のうち、特に秘匿することが必要であるものについて、これを的確に保護する体制を確立するため、関係大臣と協力して新たな法案の次期国会への提出と早期成立を図るというものでありました。

 

 (「ねらわれています高齢者悪質商法110番」について)
 次に、「高齢者110番」について御報告いたします。
 昨日は敬老の日でした。高齢者の消費者被害の防止は重要な課題であり、私も先日11日、巣鴨で行われた未然奉行出陣式のイベントに参加してきたところです。この機会に、国民生活センターでは、本日及び明日の2日間、特別の相談電話番号を設けて、「ねらわれてます高齢者 悪質商法110番」を実施いたします。万一トラブルに遭われてしまっている場合、あるいは心配がある場合には、御本人からの相談はもちろん、御家族や周囲の方からの御相談も受けますので、是非御相談をお寄せください。電話番号は03-5793-4110、「いつかなくそうよ110番」ということです。詳細については、国民生活センターにお問い合わせください。
 以上です。

2.質疑応答

(問)先ほどの閣議で秘密保全法案の担当に任命されたということですが、秘密保全法案をめぐっては、知る権利などとも関わる重要な問題です。今後どのように取り組んでいくのか教えてください。
(答)国民の知る権利、取材の自由、報道の自由、大切な権利でございますので、しっかりとそこを保護するように、そして国民の皆様に御説明を丁寧にしてまいりたいと思います。
(問)秘密保全法案に関連してですけれども、自民党のプロジェクトチームで今検討されていると思うのですけれども、その提出された原案の中に、「報道の自由」とか「取材の自由」という文言がはっきりと示されていなかったんですけれども、最終的に「報道の自由」とか「取材の自由」を、法案の中に明記されていくと考えていらっしゃるのでしょうか。
(答)そうですね、本日担当大臣になったばかりでございますので、確定的な御返答は差し控えたいと思いますけれども、取材の自由、報道の自由を侵害しないようにしっかりと配慮をした法案にしていきたいという思いがございます。
(問)秘密保全法案についてなんですが、パブリックコメントの期間が15日と、ほかの法案と比べて短いというような意見がありますけれども、それについてどのように思われていますでしょうか。
(答)そうですね、パブリックコメントの期間は私が定めたものではございませんけれども、いずれにしても、国民の皆様にしっかりと内容を理解していただくことと、それから御疑問にお答えをしていくことが大切であると思っておりますので、様々な機会を設けて国民の皆様のいろいろなお声をお聴きしたいと思っております。
(問)今の話ですけれども、期間は本日までということでしたけれども、15日間で十分かということと、延長するようなことを考えるようなことはありますかという2点お願いいたします。
(答)そうですね、私、本日、担当に指名をされたばかりでございますが、今この時点で延長するかどうかということは決めておりません。

(以上)