森内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年4月12日

(平成25年4月12日(金) 8:49~8:56  於:衆議院議員食堂)

1.発言要旨

<平成25年度「男女共同参画週間」のキャッチフレーズについて>
 おはようございます。
 私からは1点、「男女共同参画週間」のキャッチフレーズについて発表いたします。
 内閣府では、去る1月15日から2月28日までの間、「男女共同参画週間」のキャッチフレーズを募集いたしました。25年度は、男女共同参画を推進する、特に女性が様々な分野で活躍することにより日本が元気になることが伝わるようなキャッチフレーズを募集し、3,290点の応募がございました。キャッチフレーズの審査員である勝間和代さん、佐藤可士和さん、山田昌弘さんの3名の方々の御意見を踏まえ、私が「紅一点じゃ、足りない。」を最優秀作品に決定いたしました。最優秀作品は、男女共同参画週間のポスターデザインへの表記、男女共同参画白書の表紙などの広報に活用します。皆様方のお手元にあると思います。

 

<自民党青年局定例昼食会出席について>
 それから、今日、自民党の青年局、小泉進次郎青年局長の下、少子化対策について私と意見交換を行うことになっております。
 以上です。

2.質疑応答

(問)集団訴訟の法案の件なのですけれども、本日予定されていた閣議決定が急遽無くなりました。自民党の総務会と与党の政策責任者会議の了承を得た法案が閣議決定されないのはある意味異例な事態と思うのですけど、一体何があったのかということと、あと1週間のうち経済団体の理解が得られるケースがあるのかどうか、その2点について。
(答)はい。お尋ねの「消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律案」は、与党の法案審査手続を経て今国会への提出を目指して、引き続き必要な調整を行っております。できるだけ早期に閣議決定できるよう調整を進めてまいりたいと思います。
(問)小泉進次郎青年局長との意見交換はどういう経緯で。また、場所と時間をお教えいただけますでしょうか。
(答)私の下で設置しております「少子化危機突破タスクフォース」では、少子化対策の3本の矢として、これまで政府が行ってまいりました育児支援、両立支援に加えて、3本目の矢として結婚・妊娠の分野に力を入れようと思っております。そのことについて、若い世代のこれから結婚される、又は今育児中の議員さんの意見をお聞きして意見交換をしたいと思いまして、青年局長のほうと調整して、今日、実現いたします。引き続いて女性局のほうとの意見交換会も予定しています。
(問)消費税の還元セールについて、昨日、相次いで小売業界が批判というか反対の意見を表明していますが、大臣の受け止めをお聞かせください。イオンですとかユニクロの社長が、ああいう法案はちょっといかないのではないかというような、小売業者を信頼していないというような意見があったのですけれども。
(答)そうですか。詳しいことをちょっと伺っておりませんので、伺った上でコメントしたいと思います。
(問)この前、3本目の矢のところで、妊娠・出産でサブチームの動きがありますけれども、サブチームの検討内容について、大臣として何か御感想といいますか、御見解をお教えいただきたいのですが。
(答)先日サブチームが開かれました。実はサブチームが開かれるまでも、毎日私とサブチーム座長の安藏教授、それから内閣官房参与の吉村教授とでは電話で意見交換をしておりまして、大分具体的な方向が煮詰まってきております。
 幾つかの意見が出たのですけれども、1つは不妊治療のことでございますが、女性が妊娠するための知識、世間では卵子教育などという言葉も使われますけれども、そういったことがなかなか今まで不十分ではなかったかと。そのことについて、女性自身も自分の体の仕組みをあまり知らないのではないか、そういう意見が出ました。教育の必要性があるのではないか、という意見が出ました。

(以上)