森内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年2月19日

(平成25年2月19日(火) 8:40~8:46  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。
 特に私からはありませんけれども、皆さんの御質問あれば、どうぞ。

2.質疑応答

(問)昨日、消費者庁がウイルスプロテクターという商品の注意喚起をしました。今後の消費者庁として、厚労省とどのように連携しながら、どのようなことを進めていく予定なのか、お教えください。
(答)消費者庁は昨日、株式会社ダイトクコーポレーションが販売している首からぶら下げるタイプの携帯型空間除菌剤ウイルスプロテクターによって化学熱傷を起こす事故が発生しており、直ちに使用をやめていただきたい旨の注意喚起を実施しました。当該製品を既に使用しており、当該製品が当たっていた部分の皮膚が赤くなっていたら、まず、ぬるま湯でしっかり洗い流し、早目に皮膚科を受診していただきたいと思います。
 厚労省では、当該製品の輸入元であるERA Japan株式会社に対し自主回収を指導しているところと承知しております。
 消費者庁としても、引き続き厚労省と情報共有を行い、回収等の措置につき協力してまいりたいと思います。
(問)昨日から一部報道で、幼児教育の無償化に関しての検討会を設置するというお話が出ているんですが、会のスケジュール感ですとか、無償化検討の対象施設などについて、お願いします。
(答)幼児教育の無償化については、私が少子化担当大臣に就任をいたしまして、総理から幼児教育の無償化に取り組むようにという指示をいただきました。その指示に基づきまして、関係大臣、つまり文科大臣と厚労大臣、この3大臣で話し合いをしてまいりました。
 このたび、政府・与党で連絡協議会を立ち上げるということで、私が事務局役を務めまして、メンバーは、今の3大臣、それから自民党の関係部会長、公明党の関係部会長ということで考えております。
 連立合意の中に幼児教育の無償化は入っておりますし、そもそも自民党の政権公約、公明党の政権公約にも盛り込まれておりますので、安倍政権としては少子化対策の重要な一つの政策と位置付けておりまして、今後、協議を続けていこうと思っています。様々な課題がございまして、特に財源確保という点が大きな課題でありますので、そこをしっかりと協議をしてまいりたいと思っています。なるべく早く第1回を立ち上げたいと思っています。
(問)一応、7月に参院選も控えていますので、それまでにはいったん結論を出すというようなスケジュール感になりましょうか。
(答)選挙ということは全く関係ないと思います。この少子化という現状が待ったなしの課題であるということを、私たち、認識を共有しておりますので、なるべく早く一定の方向性を打ち出したいという思いはありますが、今ほど言ったように、様々な課題がありまして、例えば今の財源確保の問題の他にも、地方自治体との連携のあり方、施策の落とし方でありますとか、それから、関係諸団体の御意見も伺わなくてはいけませんし、もちろん、この制度の適用を受ける子どもたち、子どもたちを育てている保護者の方がどのような状況にあるかということを、しっかりと調査をしつつ進めなければいけないと思っています。
(問)今の関連で、なるべく早く始めたいというのは、大体いつ頃、3月とかという形の想定でいらっしゃいますでしょうか。
(答)そうですね、今、何月と申し上げられませんけれども、3月にできたらいいと思います。
 ありがとうございました。

(以上)