古屋内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年2月4日

(平成26年2月4日(火) 8:57~9:04  於:合同庁舎第2号館18階第4会議室)

1.発言要旨

 皆さん、おはようございます。
 私から、昨日、予算委員会でも質問が出ましたけれども、東北・秋田等々の豪雪被害の状況について、できるだけ地元の市長、地方公共団体並びに関係者の御意見を聞きながら、速やかに適切な対応をしていきたいと。昨年も豪雪災害によりまして、政務三役をたびたび現地まで派遣いたしております。今回も西村副大臣を団長として、政府調査団を秋田県に派遣させていただこうと思っています。今、国対と調整中でございますから、できるだけ早い時期、6日ぐらいに派遣ができればいいなと思っております。既に現地の地方公共団体とは連絡を取りながら、対応させていただいております。これが一点。
 それから、もう一点は、先週も閣僚懇において、女性公務員の採用について森大臣からも言及がございましたけれども、警察は平成26年4月の採用予定者は警察庁全体で184名ですが、そのうち34名、18.5%は女性です。それから、総合職予定者24名のうち7名が女性ということで、ほぼ30%ということで対応いたしております。また、都道府県の警察の幹部についても、田中俊恵本部長を初め、4名の幹部を既に登用いたしております。平成10年入庁以降の職員たちがそろそろ管理職という形になってきますので、安倍内閣、安倍総理の女性の活用という視点をしっかり踏まえて、警察としても最大限の女性の登用ということを徹底していきたいと思っております。
 私からは以上であります。

2.質疑応答

(問)共同通信の江藤です。
 橋下徹大阪市長が辞職を表明されて、出直し選ということになりました。安倍政権としてみれば、政策協議を呼びかけた責任野党の一つだと思うんですけれども、野党の党首である橋下さんがそういうふうな動きをされていることをどういうふうに御覧になっていますか。
(答)これは私がコメントするのはふさわしくないので、控えさせていただきたいと思いますが、ただ、事実として、選挙に出られる際も、ほかの政党、自民党もよその政党も候補者を立てないというような話を聞いております。ですから、これはあくまでも首長である橋下市長の自らの決断によりそういう行動をとられたことでありますので、私からコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。
(問)朝日新聞の山下です。
 少し前に福岡沖で内閣府の職員が遺体で見つかるという案件がありましたが、それについて大臣、把握されていることを伺えれば。
(答)これは昨日、確か官房長官も会見されていますよね。現在調査中であって、事実関係等々、詳細なことは私からコメントするのは差し控えさせていただきたいと思います。第7管区の海上保安庁で鋭意調査をされていると承っております。
(問)時事通信ですが。党のほうで内閣府の在り方を見直すという話が出ていると思うんですけれども、具体的には内閣府にはいろいろな役割が集まっているということに対してだと思うんですが、どういうふうにお考えでしょうか。
(答)党の調査会のほうの話かな。
(問)そうですね。
(答)内閣府というのは今非常に大きな組織になっていますよね。だから、そういうことで一度見直したらどうかという議論はしているという。私、詳細はまだ聞いておりません、それは。党のほうから報告を受けておりませんので、細かいことは承知いたしておりませんが、ただ、やはり行革を含めて、常にそういう改良の余地があるという視点に立って政党として取り組んでいくということは、私は大切なことだと思います。そうやって常にチェック・アンド・シーというのは必要じゃないかなと思います。政党としてやられるということなら、大いにそれは取り組んでいただければよろしいんじゃないかと思います。
(問)話題変わりまして、拉致被害者家族会と救う会と、先日会合されまして、古屋大臣との面会を求めるようなことになったようなんですけれども、古屋大臣、そして総理との面会というのは近く行われるのでしょうか。
(答)まず、家族会の皆様が、「もう我慢できない。今年こそ結果を!」というスローガンを掲げられたことは、よく承知いたしております。私ももう十数年間、家族会の皆様とは心を一つにして取り組んできておりますので、痛いほどその気持ちはよく分かります。私がまず早急に家族会の皆様と会って、その報告書を受け取りがてらお話を聞きたいなと思っております。国会の状況で、ほとんど予算委員会等々で缶詰になっておりますので、日程はなかなか調整できてないんですけれども、できるだけ早い時期に、まず私がお聞きしたいと思います。
(問)総理については。
(答)ええ、その上でね。総理も外交日程等々がございますので、そこは総理ともよく相談をして、まず私がお目にかかってお話を聞かせていただくということから始めたいと思います。

(以上)