古屋内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年10月8日

（平成25年10月8日（火） 10:41～10:45 　於：合同庁舎第２号館18階第４会議室）

1.発言要旨

　どうもおはようございます。
　閣議については、特に私から報告することは中身としてはございません。
　１点、拉致関係でございますが、拉致の可能性を排除できない行方不明者の件でございます。
　先般６月に窃盗の疑いで検挙した70代の男性ですが、これは昭和55年ごろ失踪したのではないかということでリストに入れておりましたが、警察の特別指導班による調査によりまして、この検挙された人物が一致をいたしました。したがって、この863人のリストから除外をしました。862人。すなわち、こういう形でこの３月から特別指導班をつくって対応いたしておりますが、更に今後ともこの特別指導班が各県警の状況もしっかりチェックをして更なる捜査、そしてトレースをしていくように私も警察を督励してまいりたいと思っております。
　私からは以上であります。

2.質疑応答

（問）共同通信の江藤です。
　今のお話なんですけれども、そうなりますと、警察のほうでの今の人数としては862人になるんですか。

（答）そうです、863が１人減りましたからね、これで、この人物であるということが、検挙された人物であるということが判明をいたしましたので、１人減ったということです。

（問）警察での、より詳細なトレースというか、警察で指導班をつくったわけですけれども、引き続き行われるということでしょうか。

（答）そうです、そうです。だから、そういう何か事件があって、そういう検挙された人間が、場合によってはこの中に入っている可能性が、今回あったわけですけど、ほかにもある可能性はあるわけですよね。やはりそういったことも含めて詳細な調査を進めていくということであります。そのほかにも指導班はいろいろ県警と連携をして、時には指導しながら、この拉致問題についての、現在は862名でございますけど、状況について引き続き捜査を進めていくということは申し上げるまでもないことであります。

（以上）