古屋内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成25年6月14日

(平成25年6月14日(金) 9:43~9:46  於:内閣府本府1階118会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 閣議では、特に私の担当の分野はございませんでした。
 私のほうから、災害対策実行会議の開催について御報告を申し上げたいと思います。
 今日、中央防災会議の専門委員会であります防災対策実行会議、検討会議と言っていましたが、実際実行の段階に来ているということでネーミングも変えまして、実行会議、今日の夕方開会をいたします。会議では、第1回目ということで自由討議をさせていただきたいと思っております。
 もう御承知のように、この会議は座長が内閣官房長官、座長代理が私、防災担当大臣、そして委員には総務大臣と国土交通大臣が常設として入っておりまして、その他の閣僚は必要に応じて参加をしていただくと、こういうことであります。総務大臣は、まず災対基本法の共管でありますし、また、国と地方との防災関係全般にわたりますので入っていただいておりまして、また国土交通大臣はインフラ面での防災対策の中心になるということで、このお2人には入っていただいております。
 メンバーは、学識経験者については官邸とも相談をさせていただいて、もう既に決定をさせていただいております。
 私のほうからは以上であります。

2.質疑応答

(問)NHKの島川と申します。
 本日の防災対策実行会議ですけれども、先月、南海トラフの最終報告も出ましたけれども、具体的に大臣として、今後どういった課題にまず優先的に着手されるお考えでしょうか。
(答)今日、新しい第1回目の会議なので、まず委員からしっかり、自由討議ですので意見を聞かせていただこうと。そして、その上で、大体1年間ぐらいでは結論は出して報告をさせていただこうと、こういうふうに考えております。ですから、むしろ私から課題を出すよりも、委員の方からしっかり幅広く意見を伺うというところからしていきたいと思います。私にはある考え方がありますけれども、今ここですぐ発表するのはふさわしくないというふうに思っています。
(問)前回の推進検討会議が最終報告という形でありましたけれども、今回の実行会議も最終的にはそういった形に。
(答)そういう形になると思います。
(問)朝日新聞の松井と申します。
 先日、総理が御自身のフェイスブックで、元外務審議官の田中さんのことについて、拉致問題を含めていろいろ批判されていましたけれども、古屋大臣、もちろんそのフェイスブック、御存じかなとは思うんですけれども、御感想というか、御意見を承れれば。
(答)総理の思いをフェイスブックに伝えられた、そこに尽きると思います。
(問)12日に予定されている南北対話が中止ということになったんですけれども、その辺について受けとめというのを。
(答)まず、対話の方向に向かっているというのは、これは官房長官も会見で好ましい方向だと言っているので、私もそれは同感です。今回はこういう形でとりあえず先送りにはなっていますけれども、流れとしてはそういう対話の方向なんでしょう、恐らく。そういうふうに見ております。

(以上)