第2回総合科学技術・イノベーション会議

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第2回総合科学技術・イノベーション会議の様子(1)
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第2回総合科学技術・イノベーション会議の様子(2)

 平成26年6月24日、総理大臣官邸において第2回総合科学技術・イノベーション会議を開催しました。
 まず、科学技術イノベーション総合戦略2014について決定されました。次に、革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)について、プログラム・マネージャー採用案が決定されました。その後、医療分野の研究開発関連の調整費に関する配分方針について報告され、国立研究開発法人の事務及び事業に関する評価等の指針について諮問されました。
 最後に、安倍総理から、次のとおり、御発言がありました。

 「「科学技術イノベーション総合戦略2014」を取りまとめることができました。これまでの有識者議員の皆様や関係閣僚の御尽力に感謝申し上げます。有言実行こそが、安倍内閣の信条であります。政府一体となって強力に実行し、その進捗状況や成果は、この会議できちんとフォローアップしていきたいと思います。
 イノベーションこそが成長戦略の鍵であります。昨年は、予算の戦略的策定、SIP(エスアイピー)やImPACT(インパクト)等の創設などに取り組み、本会議の司令塔機能の強化に大きな成果を挙げることができました。本年は「世界で最もイノベーションに適した国」を実現すべく、イノベーションシステム改革のための具体的取組を加速化させたいと思います。
 特に、革新的な技術の芽を事業化に結び付ける、日本型「橋渡し」システムの構築を目指します。このため、研究機関の機能強化や組織の枠を超えた人材流動化を実行いたします。
 また、ImPACTは、いよいよ実行段階であります。本日決定したプログラム・マネージャーは、挑戦を怖れず困難に立ち向かい、我が国の未来をイノベーションで力強く切り拓くことができる逸材であります。政府としても強力に支援いたしますので、是非、私たちがワクワクするような夢のある研究に取り組み、その成果をこの会議に御報告いただきたいと思います。」