第16回世界作業療法士連盟大会・第48回日本作業療法学会への出席

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第16回世界作業療法士連盟大会・第48回日本作業療法学会で挨拶をする山本大臣

 山本内閣府特命担当大臣(科学技術政策)は、平成26年6月17日にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて開催された「第16回世界作業療法士連盟大会・第48回日本作業療法学会(the 16th International Congress of the World Federation of Occupational Therapists in collaboration with the 48th Japanese Occupational Therapy Congress and Expo)」の開会式、レセプションに出席し、開会式にて英語で挨拶しました。
 この会議は、日本学術会議が一般社団法人日本作業療法士協会と共同主催した国際会議で、開会式、展示、レセプションには、天皇皇后両陛下に御臨席いただきました。会議は6月17日から21日まで開催され、国内外から約6千4百人が参加しました。
 山本大臣は挨拶の中で、科学技術イノベーション総合戦略の課題として「健康長寿社会の実現」達成が掲げられていること、その達成のためには、健康寿命という概念に着目して、従来の「治す医療」に加えて、「健康増進」「予防医療」や「支える医療・介護」も含めた、全体としての生活の質を向上させることが重要であり、作業療法は、病気や怪我をしても速やかに社会復帰させることができるという点から、すべての人々の健康寿命の達成に貢献することが期待されている旨述べました。
 さらに、科学技術政策担当大臣として、この戦略に基づき、人々が豊かで安全に暮らせるよう、また、新たな成長のフロンティアを切り拓き、明るい未来を創造していけるよう、科学技術イノベーションの発展に今後とも積極的に取り組む旨述べました。