山本大臣の東京大学柏キャンパス(IPMU)の視察について

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建物(IPMU)について説明を受ける
写真2
プロジェクトの説明の様子
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説明を行う村山機構長
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意見交換の様子
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プリントン大学チームとの意見交換
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国立天文台ハワイ観測所の説明の様子
写真7
研究室見学の様子
写真8
ティータイムでの懇談の様子
写真9
ティータイムの様子
写真10
IPMUの研究者との集合写真

 山本大臣は、平成25年11月20日、東京大学柏キャンパスを訪問し、最先端研究開発支援プログラム(FIRST)村山プロジェクト(中心研究者:村山 斉 東京大学国際高等研究所/カブリ数物連携宇宙研究機構(IPMU)機構長)の研究成果、今後の展望等について意見交換等を行いました。

 村山機構長から、世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)であるIPMUにおける活動状況、FIRSTプログラム「「宇宙の起源と未来を解き明かす-超広視野イメージングと分光によるダークマター・ダークエネルギーの正体の究明―」別ウィンドウで開きますにおける日本主導の国際チームによる研究成果等の説明を受けた後、活発な意見交換が行われました。
 引き続き、TV会議システムを接続し、村山プロジェクトに参加しているプリンストン大学の研究チーム、国立天文台ハワイ観測所(有本所長)、NASAジェット推進研究所の研究者と意見交換を行いました。

 研究現場としてIPMUの実験室(クリーンルーム)におけるBelle Ⅱ(ベル・ツー)測定器に用いる粒子検出器の作製現場を見学しました。
 また、IPMUに所属する研究者が一堂に会するティータイムに参加し、外国人若手研究者と研究環境の違いや研究の様子について意見交換を行いました。

 今回の意見交換等において、村山機構長から、基礎科学がいかに重要であるか、研究を突き詰める極限的ニーズが新しい産業技術を産みだし、経済力を活性化し豊かな日本を創りだし、国際的ステータスへと繋がっていることを説明いただきました。

 山本大臣からは、基礎科学における極限的ニーズや人材育成といった面を支援することは重要であり、またこうした成果を日本経済の活性化につなげ、科学技術イノベーションをどう起こしていくがポイントであり技術的波及効果を生み出すことが重要であるとのコメントがありました。