甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成26年9月2日

(平成26年9月2日(火) 10:29~10:34  於:合同庁舎8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

 私からは特にありません。

2.質疑応答

(問)明日、内閣改造が予定されていますが、大臣として改めて今回の内閣改造の狙いをどう見られていらっしゃるのかお聞かせください。
(答)第2次安倍内閣が1年8カ月継続いたしました。その間に上げた業績は多々ございます。全ての閣僚が懸命に自己の使命を果たしてきたのであろうと思います。であるがゆえに、なかなか改造に踏み切るということは総理も決断が必要であられたのだと思いますが、アベノミクスを始めとする安倍政権が果たすべき課題解決に向けて新たな血、エネルギーを入れていって、更に推進力を増していく必要があるのだろうと思っておりますし、未来永劫改造しないということでは党内の活力も失われていくわけであります。党内の活力も拡大し、あわせて閣内にフレッシュなエネルギーも追加していく。いろいろな点からの総理の御判断であると思っておりますし、これがアベノミクスでいえばフェーズ2に入ってくる、これの推進力にもなっていただければと思っております。
(問)もう一点、様々な報道があるのですが、もし、大臣御自身の処遇につきまして何か御希望も含めまして御見解がございましたらお願いします。
(答)希望を言ってしまってひんしゅくを買った方もいらっしゃいますし、とにかく誰をどう使うかの人事権は総理の専権事項であります。私は閣内にいようと、閣外であろうと、役職があろうとなかろうと、安倍総理が目指すところを成功成就させていかないと、日本の明日がないと思っておりますから、いかなるポジションであろうとも全力を尽くすというつもりです。
(問)安倍政権が発足して1年8カ月過ぎましたが、閣僚も一人も代わっておりませんし、これまで順調に政権運営ができてきたと思います。振り返ってみて、この秘訣というか成功の要因はどこにあったのかということと、あと第2次政権がまた明日以降始まりますけれども、そこにどう生かしていくべきか、どのようにお考えでしょうか。
(答)やはり何といってもトップリーダーの志と決意と責任感の自覚だと思います。この第2次安倍内閣で1年8カ月、総理の下で仕事をさせていただきました。やはりこの国は今、自分が何をしなければ将来がないという責任感と自覚を総理が人一倍お持ちである。そして、その職に就くまでの間の準備を相当されてこられたのだということを感じます。さすがだなと、自分にはとてもできないなという思いが幾度もありました。やはりトップリーダーが使命感に燃えて、自己にミッションを課して、しかも、それが周到な準備のもとになされてきているということが一番大事なことなのだと思います。

(以上)