小平内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年10月23日

(平成24年10月23年(火) 10:36~10:40  於:警察庁第4会議室)

1.発言要旨

  私からご報告がございます。
 昨日、国民生活センター相模原事務所と八王子市の消費生活センターを視察してまいりました。同行者は前川副大臣、それから衆議院の阿久津消費者特委員長が同行いたしました。
 国民生活センターでは、商品テストの施設の視察、八王子市消費生活センターでは、消費生活相談現場の視察や消費生活相談員の方々の意見交換等を行いました。
 この度、消費生活相談の現場を拝見し、また現場を支えていただいている消費生活相談員の方々から直接お話を伺うことができまして、良い機会と思っております。
 今回伺うことのできた現場の声も参考にしながら、地方消費者行政の一層の充実・強化に向けて、更なる連携・支援に向かっていきたいと思っております。
 私からは以上の報告であります。

2.質疑応答

(問)パソコンの遠隔操作による誤認逮捕の件で、各4つの都府県警が逮捕された方に謝罪をしたわけですけれども、改めて大臣の方から、これについて、お考え等がありますか。
(答)これは、もう私としても非常に誤認逮捕が起きたことは遺憾に思います。現在、関係都府県警察におきまして、取調べの問題を含めて、捜査上の問題点について検討・検証しているとこのように受け止めております。
 警察といたしましても、真犯人の検挙に全力を挙げるとともに、今後、誤認逮捕事案を発生させないよう徹底するように、することが重要だと思っております。
 国家公安委員会としても、こうした観点から、しっかりと警察庁を指導してまいりたいと考えております。
(問)田中法務大臣が辞表を出されたんですが、大臣の受け止めはどうでしょうか。
(答)先程、閣議で野田総理から9時25分に、田中法務大臣から辞表の提出があったと、そういうふうに報告がありました。非常に私としても遺憾と思います。
(問)健康上の理由を挙げられているようですが、この間、暴力団に関する報道等もあったんですが、大臣は辞任の理由とかについて何か。
(答)私が御本人から聞いた段階では、それは30年前の頃の話だという報告を私は受けました。しかし、その後、いろんな心労が重なって体調を崩されて入院されたんでしょう。
 したがって、それが引き金になって、この法務大臣という激務に当たれないという、そういう健康上の理由から御辞退されたと、こういうふうに伺っております。

(以上)