樽床内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年11月27日

(平成24年11月27日(火) 10:26~10:34  於:会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。冒頭、私の方からはございませんので、よろしくお願いいたします。

2.質疑応答

(問)幹事社の読売新聞の八角です。先週、政府の郵政民営化委員会が、日本郵政グループが申請していた学資保険について、実施は問題ないという意見をまとめて、大臣からも11月中に認可できるように、事務方に指示をされたというお話がありましたが、その調整状況についてお聞かせくださいというのとですね、中塚大臣は認可に慎重な姿勢を示しておりますが、認可の見通しについてもお聞かせください。
(答)この問題については、今日もですね、いろいろ調整をしているところでありますので、中途の段階でですね、ある種、当事者の1人であります私からですね、こうだああだと申し上げるのは、これは適切ではないというふうに思っております。ただ、先週に、民営化委員会の答申を受けまして、答申と言いますか、御意見を受けまして、それに基づいて、私どもの考え方に基づく11月中の認可を目指して、今、調整をしていると。それについて指示もさせていただいているという状況に何ら変わりはございません。以上であります。
(問)通信文化新報の園田と申します。今日、もう終わったのか、これからなのか、ちょっと分からないのですけれども、郵政のフォローアップ会議が行われるということを聞いているのですけれども、どのような内容でやるのかというようなことを教えていただきたいのですけれども。
(答)やる前からですね、どういう話になっていくのか、未来のことですから、私が、今、この場で未来を予言することはできません。ただ、そういった一連の会議も、各関係省庁の調整の一つの会議であると、こういうことだけは事実でありまして、今日、フォローアップ会議が予定をされております。
(問)推進本部の動きとは、また別の流れということですよね。フォローアップ会議というのは。
(答)推進本部って何ですか。
(問)郵政民営化、政府の。

(事務方)郵政民営化法に基づく推進本部。
(答)それとは違う会議です。はい。これは政府与党のフォローアップ会議ですから、政府と与党、つまり、政権を担っている政府と党が一緒になって、この問題に、郵政の問題に責任を持つというための会議であります。初め、そういう前提で、私が党におりますときに、そういうことを提案をして作った会議であります。
(問)毎日新聞の種市です。郵政民営化委員会の容認意見についてお聞きしたいのですけれども、中塚大臣は、先週22日のぶら下がり会見で、慎重姿勢を、最終認可には慎重姿勢を崩していないのですけれども、一方で、大臣は、11月中の認可、最終認可を目指してということで、お二方の間で最終認可の決断をする時期が違うということはあり得るのでしょうか。
(答)あり得ません。以上です。
(問)それは、もう調整してということでしょうか。
(答)政府として決めます。
(問)わかりました。
(問)NHKの花岡です。昨日、区割り審の会議が1年8か月ぶりに再開されて、会見で、会長が、まず、もう今回の選挙に間に合わないとはっきり言明されていたのですが、今回は、区割り審の勧告期限6か月と、6か月以内とされているのですが、大臣が今回再開されたことを受けて、どういうふうなお考えを持ったかということと、時期について望ましい、6か月とは期限はあるのですけれども、望ましいめどなどがありましたらお伺いしたいと思います。
(答)意見はですね、もう今、衆議院は解散されておりますから、法案が通って、施行されて、区割り審が動き始めたということは、非常に結構なことではないかというふうには思います。当初、私が、この区割り審を動かせと、こういうことで、当時ですね、党の立場で各党の協議を、ちょうどそういったことを提案をしてから、ほぼ1年が掛かったわけでありまして、この1年間、ようやく1年掛かってここまで来たということに対して、どう言ったらいいのでしょうか、ここまで来たなという率直な思いです。今後どうかということは、法律的に6か月以内ですべてのことを、勧告をやるということになっておりますので、その範囲の中で速やかにと言いますか、今、こういう状況になっておりますから、12月4日までに間に合うとは到底思えませんので、しっかりと議論をしていただきたいというふうに思っています。
(問)すみません。要するに、間に合わないということで、特に急ぐ必要はないというお考えなのでしょうか。それとも、6か月の範囲を有効に使っていただいて、じっくりと腰を据えて議論をしていただきたいというお考えでしょうか。
(答)今、実質的なですね、選挙戦の準備、程度もあれですが、実質的選挙戦と言っていいのかどうかというのもありますが、準備作業がもう進んでおりまして、来週から始まる、公示が行われるわけでありますから、これが間に合うとは、ちょっと私の認識でも難しかろうと。だったらどうかということについてはですね、これは16日以降にしっかりしていただくことでいいのではないでしょうかね、はい。ただ、事務的には、期間中であっても、皆さん方の御意見で、区割り審の御意見で、粛々と進めていただくということは、私は当然ありうるのだと思いますが、我々がですね、この問題について、どうのこうのという意見を申し上げるのは、一つのけじめがついてからでいいのではないかなというふうに、私は思っております。
(問)よろしいですか。
(答)はい。皆さん方もお忙しいでしょうから、みんな忙しいので、この辺でやめましょう。

(以上)