下地内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年11月13日

(平成24年11月13日(火) 8:50~8:54  於:衆議院本会議場中庭側廊下)

1.発言要旨

 僕の方からは、和歌山県に出張に行ってきたということです。

2.質疑応答

(問)それでは1問。野田総理が年内に衆院選を実施したいとの意向を固めたと、それを関係者に話しているという報道があるんですけれども、その辺り、どう受け止めていらっしゃいますか。
(答)今日、さっき閣僚懇でも、この話についていろんな意見が出て、樽床大臣や城島さんからも、何でこの時期に閣僚の中から、総理の専権事項なのにかかわらず、あれが言った、これが言ったという話が出るんだと。そういうことでは遠心力が働いておかしくなると。だから、こういう発言がないようにしてくれというようなことを改めてみんなで確認しておりますので、そういうことについてはあまり私どもが触れるんじゃなくて、総理が自ら決めるということですから、それを見守っていくというのが本当だろうと思いますけれども。
 ただ、あまりこういう話が出ると求心力なくなっちゃいますね。総理の求心力なくなっちゃうので、やっぱりきちっと整理をなされていたほうがいいんじゃないかと思いますね。
(問)求心力は今なくなっているとお感じですか。
(答)専権事項を他の人が簡単に言うというのは、求心力がなくなる要因になりますよね。それは当たり前のことだと思います。やはりちゃんと言わさないというのも能力ですから。
(問)毎日新聞です。郵政民営化についてお聞きします。
 下地大臣、金曜日の時点で、かんぽの学資保険改定版について、認可に自信があるような発言をされたんですけれども、その日の中塚大臣の会見で、金融庁としては改めて厳しい姿勢で認可審査に臨むとおっしゃっていたんですけれども、その姿勢について、中塚大臣のその発言について、どう所見を。
(答)まあ一々、彼が決めるものでもないから、西室委員長が決まったら、そのとおりになりますよ。
(問)すみません、9県知事会議が入っているようなんですけれども、これ、具体的にどんな話。何かここで決まって、結論というか、決まったこと。
(答)結論じゃないですけれども、前から私の方から要請していることがいっぱいあって、この防災に対する考え方の9県知事との意見、意思疎通を一つにしたいということと、今日は9県の知事にお願いして、職員の派遣を今日全部決めたいと思っておりますから、それで、あとは市町村からも職員の派遣をして、中央と地方との意思の疎通が十二分に防災対策上できるような、そういう形なんかをつくっていきたいというふうに考えています。
(問)概算要求出ていたような。
(答)そう。派遣をお願いしようかなと。
(問)すみません、NHK、渡辺です。閣僚懇談会では、総理の件につきまして、ほぼ皆さんからそういった声が出たということですか。
(答)ほぼ皆さんではないけれども、数多く。みんな、この発言に対して、こういう発言に対して不快感を示していました。

(以上)