松原内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年7月3日

(平成24年7月3日(火) 10:36~10:39  於:警察庁第4会議室)

1.発言要旨

 昨日、全国公安委員会連絡会議、代表者会議を開催し、「警察改革の精神の徹底に向けた公安委員会の管理の在り方」について検討・討議を行いました。
 警察においては、警察改革の精神の再徹底等に取り組んでおりますが、公安委員会においても現在の状況について認識を共有し、第三者的な立場から警察を管理する機関として、警察に対する効果的な管理に努めていくことを確認したところであります。
 今後とも、国家公安委員会と都道府県公安委員会とは緊密な連絡をとりつつ、警察を適切に管理・指導してまいりたいと考えております。
 以上です。

2.質疑応答

(問)経済産業省の専門委員会で、東京電力の値上げ幅の圧縮の方向性が出ていますが、それについて大臣の受け止めはどうでしょうか。
(答)値上げ幅圧縮については、消費者にとって好ましいことと考えておりますが、いずれにしても、私たちは消費者庁の検討チームで取りまとめたチェックポイント等を活用し、消費者の意識を念頭に置きながら適切に検証してまいりたいというふうに考えております。
 昨日、専門委員会の中で、あえて内容の一部を御紹介すれば、人件費については審査要領に規定された基準に沿って査定を行うべきであること、公的資金注入企業との比較については、公的資金注入決定時に議論すべき論点であり、専門委員会で検討することは困難とされることなどが議論なされたわけであります。他方で、先日公表された我々のチェックポイント詳細版において指摘されているように、健康保険料の負担割合60%については、更なる査定を求めているところでありまして、これは我々の指摘がそこで入れられたことというふうに承知をしているところでありますが、いずれにしても、申し上げましたように、協議に当たってはチェックポイントを今後の手続における基礎的な判断材料として活用し、電力料金の改定という問題の重みや消費者の意識を念頭に置き、今般の値上げ認可申請に対して適切に対応していきたいと、このように思っております。
(問)昨日、小沢元代表らが50人で離党して、今後新党を結成すると御意向を表明されました。その中では、もはや政権交代を果たした民主党ではないという趣旨のことをおっしゃっているんですが、こうした小沢元代表の言動について、大臣はどのようにお考えでしょうか。
(答)言動というか、この一連の経緯で離党者が出たことに対しては、大変に残念だというふうに思っております。

(以上)