松原内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年2月21日

(平成24年2月21日(火) 8:46~8:51  於:衆議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議において、不正アクセス行為の禁止等に関する法律の一部を改正する法律案が決定されました。この法律案は、近年における不正アクセス行為の手口の変化に対応し、その禁止の実効性を確保するため、他人の識別符号を不正に取得する行為等を禁止するほか、不正アクセス行為に関わる罰則の法定刑の引き上げ等の措置を講ずるものであります。今回の法改正は、サイバー犯罪対策の更なる前進に資するものであり、政府としてその成立に全力で取り組んでまいりたいと存じます。
 また、閣議案件ではありませんが、消費者関係で1件御報告をいたします。
 昨年3月の東日本大震災発生に伴う電力コストと電気料金をめぐる議論もあり、国民生活における様々な公共料金の重要性が改めて認識されております。公共料金を初めとする物価に関する政策に、消費者の利益を適切に反映させる役割を担う消費者庁として、消費者の観点から適切な対応をしていくため、有識者、消費者団体の方々による公共料金に関する検討会を立ち上げることといたしました。スケジュールとしては、2月24日金曜日、第1回目を開催し、消費者の観点より、公共料金をめぐる現状と課題を整理をし、3月末を目途に中間的な取りまとめを行っていただき、今年の夏に最終報告の取りまとめをお願いいたしたいと考えております。この件の詳細については、消費者庁に問い合わせをいただきたいと思います。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)少し前の話になりますけれども、土曜日に大臣、公邸の総理のところを訪れたと思うんですけれども、どういった内容の話をされたんですか。
(答)土曜日に11時から12時まで1時間、総理のお時間をいただいて、拉致についての意見交換をいたしました。内容はノーコメントであります。

(以上)