松原内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年1月24日

(平成24年1月24日(火) 9:54~9:58  於:警察庁第4会議室)

1.発言要旨

 本日の閣僚懇談会においては、法務大臣から、オウム真理教に対する観察処分の第4回目の期間更新決定に関して御説明がありました。
 引き続きまして、私から、国家公安委員長として、この件についての所信を述べました。この度のオウム真理教に対する観察処分の期間更新決定を踏まえ、引き続き公安調査庁等と綿密に連携し、教団の実態解明、違法行為の厳正な取締まり、必要な警戒警備等を推進するよう警察当局を指導してまいりたいと思います。
 以上であります。

2.質疑応答

(問)昨日、特定失踪者問題調査会の荒木代表と面会されていると思いますが、そこで何か御要請とかあったのでしょうか。
(答)荒木さんからの要請としては、情報がある特定失踪者について、精査及び積極的認定をして欲しいということのお申し越しがありました。具体的なお名前も10人以上承ったところでありますが、その積極的認定についての強い要請があったわけであります。また、同時にその他公開されていない情報のある失踪者についての情報収集、救出への作業推進に対しての要請がありました。また、同時に国内にいる拉致実行犯の摘発というものに対しても強い要請がありました。以上です。
(問)昨日、安倍元総理と会談をされていましたけれども、そこでどのようなお話が安倍元総理からあったのでしょうか。
(答)個別のことは申し上げませんが、やはり安倍元総理がこの拉致の事案に関しては、官房副長官の時、そして官房長官の時、また総理大臣として、非常に携わってまいられました。どのような圧力があるのか、どのような圧力がどういった効果を生むのか、そしてどのような交渉をするべきか、ということに関して、大所高所からアドバイスをいただき、そしてこの拉致の事案に関しては、「松原さん応援するよ、頑張れ」というエールをいただきました。
(問)大臣は以前インタビューで、小泉元総理とお会いになりたいという意向を示されましたけれども、予定もしくは念頭にある日などはありますか。
(答)今、ありません。
(問)打診はもうされて。
(答)ノーコメントであります。

(以上)