松原内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年1月17日

(平成24年1月17日(火) 11:18~11:20  於:警察庁第4会議室)

1.発言要旨

 本日の閣議においては、政令、法令関係や人事案件がございましたが、私のほうから特別に御報告することはございません。

2.質疑応答

(問)今朝、北九州の建設業の社長が何者かに狙撃されて大怪我を負ったニュース、一部では暴力団による犯行の可能性も指摘されておりますが、警察庁は次期通常国会で暴力団の民間人への不法行為の規制強化を柱とする法改正を検討しておりますが、そういった中での今回の事件でございます。これについて所見をお願いします。
(答)本件につきましては、1月17日福岡県でそういった建設会社の役員の男性が何者かに拳銃で撃たれ重体となっておられる事案であり、このような銃器を使用しての凶悪な犯罪は断固として許されるものではありません。
 現在、福岡県警において鋭意捜査中でありますが、捜査を徹底し、被疑者の早期検挙により暴力団の関与等、その全容を解明するとともに、関係箇所及び関係者に対する警戒の強化を図るよう、警察庁を指導したところであります。
 今、本件の暴力団の関与についての御質問もありましたが、いずれにしても、これについては明らかでは現段階ではありませんが、次期国会に暴力団対策法の改正案を提出することといたしておりまして、その成立に全力で努めていきたいと思っております。
 お話がありましたように、我々が新しい暴対法の改正を行おうとしている矢先に、こういった事案が発生したということは、この法案が早期に成立をされる、我々としてはやらなければいけないという強い使命を持つところであります。

(以上)