川端内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年6月26日

(平成24年6月26日(火) 8:33~8:38  於:院内閣議室前)

1.発言要旨

 おはようございます。私の方からは特にありません。

2.質疑応答

(問)幹事の産経の大坪です。よろしくお願いします。今日、消費税の増税の法案をめぐって採決が行われますけれども、けっこう造反がたくさん出るのではないかということが取り沙汰されていますが、それによっては、国会運営とか、政権運営が困難になるのではないかということが予想されますけれども、大臣のお考えを。
(答)長い議論と、いろいろな政治家としての思いも含めた中で、国会審議も120時間を超える議論をしてきた集大成ですので、いろいろな思いの中で、こういう、党として、内閣として出した法律ですから、粛々と、心配することのないような状況で採決してほしいと、今は願っているだけです。
(問)読売新聞の畑と申します。先般ですね、ヤフーが始めたメールサービスで、中身を読み取って広告を出すと。一部でプライバシーの侵害とか、通信の秘密の侵害と指摘がございますけれども、大臣はいかがお考えでしょうか。
(答)そういうことで、いろいろな客観的な状況で言いますと、Gメールは国内サーバーでないという部分だけれども、既にそういうことをやられているということがあるけれども、国内法の適用でないので、そういう状況ですが、国内法的にどうなのかというので、先方に状況をよく伺いたいというのが今の段階です。それで、多分迷惑メールチェックとかいうのは、受ける人の同意だけで、そういうチェックができるということで、必ずしも先方の同意がないというような運用例もありますし、両方の同意がいるのかどうかとか、いろいろなことが問題になる可能性はありますけれども、機械が読んでいるからというのは、それはちょっと違うのではないかとか、いろいろな論点がありますので、一度詳しく担当の者に、先方の事情を聞くところから始めたいと、今、思っています。
(問)これ、いつごろ聞いて、結論はいつごろまでに出されるのですか。
(答)結論を、目標を決めてやるものではありませんが、今はとにかく、まずは聞こうという、これは割に、どうして聞こうかではなくて、聞くのはすぐ聞けますから、近日中には、事情はよく聞いてみたいと思っています。
(問)大臣、選挙制度の改革に関する法案なのですけれども、野党側、自民党なんかは反対している中で審議を始めましょうというふうなことを、職権で、昨日決めたようなのですが、一票の格差の是正が急がれるのとともに、身を切る改革、両方求められていると思うのですけれども、大臣としては、これからどういうふうな審議を期待しているか伺えますでしょうか。
(答)これはかねてから、違憲状態であり、違法状態であるという部分で、我々としては一刻も早くそういう状況は直さなければいけないというときに、政党間の協議でできるだけ、結論的には政党間の協議で早くやってほしいということを言ってまいりましたけれども、それは基本的に一緒ですし、あと、国会でどういう運営をするかは、国会のことですから、私の立場で言えば、国会の意思として早く政党間の協議を踏まえて、答えを早く出していただきたいと。それを踏まえて、我々としては、区割り審とか動かしたいと思っているということです。
(問)太陽光発電にですね、通信事業者、携帯電話のドコモさんとか、ソフトバンクさんとかが力を入れてきているようなのですけれども、これはどのような効果が見込めるとお考えでしょう。
(答)あまり、ちょっと詳細にまだ聞いてないですけれども、民間の企業がいろいろなことを事業としてやろうということは、民間の自主的な判断だというふうに思いますし、一般論で言えば、太陽光という、いわゆる再生エネルギーをより広めようということはいいことだとは思いますけれども、通信事業者がやるのがどうこうということに関しては、ちょっと、それぞれの御判断だというふうに思いますけれども。
(問)いかがでしょうか。以上で。ありがとうございました。
(答)はい。

(以上)