蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年12月20日

(平成23年12月20日(火) 10:50~10:54  於:合同庁舎4号館6階605会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 私からは特段ありませんが、今日、道交法の政令が改正されまして、事業仕分けで、前、運転免許証更新時の教則本、多くて厚くて読ませる努力がなくて、読んでいる人も少ないというデータもあったものの改善をお願いしていたものを、競争を入れてくださって、天下り団体以外にもその教則本を卸すことになりまして、結果として利用者の負担を値下げすることになりましたので、一応、御報告しておきます。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)共同通信の関です。よろしくお願いします。
 昨日の話で恐縮なのですが、北朝鮮の金正日総書記の死去の報道に関して、近隣国の閣僚の一人としての受け止めをお願いします。
(答)突然といえば突然ではございますけれども、ただ、総理からの指示もございます北朝鮮の今後の動向の情報収集、しっかりと見ていくこと、あるいはアメリカ、中国、韓国と緊密な連携をとっていくこと、不測の事態に対応するために、行政刷新でどこまでというのもあるかもしれませんけれども、閣僚の一人としては緊張感を持って臨みたいと思います。
(問)昨日、お昼の知らせで、当時、蓮舫大臣は新橋で演説されていたと思うのですが、その演説での印象をお聞きしたいのですけれども、要は総理が初めて就任後、街頭演説をするというときに、割と動員がかかったという話もあるのですが、反発というか、民主党に対する厳しい声を浴びせる方も割と多かったかなと思うのですが、大臣は10分ほど演説をされていましたけれども、その辺りの国民の声というか、風当たりというのをどのように受け止めましたでしょうか。
(答)どんなときでもいろいろな声があるのは事実ですから、その規模がどうこうという大きさはあるかもしれませんけれども、その中の一つだと思います。
(問)それに関連してもう1点だけ。野党から、昨日、総理が演説に向かうに当たって、一応、事前に何かあればすぐに連絡をという指示をした上で、正午の朝鮮の放送を聞く前の段階で出発していたということに対して、批判なり、あるいは危機管理の対応としていかがかという声が野党から上がっている状況なのですけれども、それに加えて山岡大臣が安保会議に欠席されたということへの……
(答)欠席ではないですね。
(問)遅刻、ほぼ間に合わなかった状態であることにも批判をされていると。これに対する受け止めを、もしあればお願いいたします。
(答)総理の動向とか、情報がどう入っていたかというのは、報道されているのは承知していますが、私自身は分かりません。ですから、なかなかコメントしづらいのですが、批判には真摯に対応すべきだと思います。
 ただ、今、私たちが行動するべきは、北朝鮮の不測の事態に備えて、内閣として国家を守るために動くことだと思っておりますので、そこに向けて総理の指導力の下で動いていきたいと思います。
(問)読売新聞の高田です。
 今のとは離れて、先週の続きなのですけれども、例の独法の不適切と見られるような契約に関してなのですけれども、その後、安住大臣から何かレスポンスといいますか、財務省側のほうから何かやりとりはありますでしょうか。
(答)事務的にはやりとりさせていただいています。
(問)では、特に大臣の方とのやりとりはないですか。
(答)はい。

(以上)