蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年11月11日

(平成23年11月11日(金) 8:09~8:13  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。2件報告いたします。
 閣議において発言をしましたけれども、今年は11月20日を「家族の日」と定めております。その前後各1週間を「家族の週間」として実施をしてまいります。子どもと子育てを社会全体で応援する、正に私たちの「チルドレン・ファースト」という考え方で、家族の大切さ、その絆というものを深めていただきたい、そういう週間にできればと考えております。今年は特に東日本大震災がございました。今後の復興を展望しながら、改めて子ども、子育て、家族というものを考えるきっかけにしたいと思っております。
 今年はイベントを、東日本大震災被災者の受入れを行っていると同時に、中越地震から復興を果たした新潟県長岡市で行いたいと思っております。様々な啓発活動を行ってまいりますので、是非皆様方の報道をよろしくお願いいたします。
 もう一点、「パープルリボン」。今日から閣僚の皆様方も着けていただいておりますけれども、明日12日から25日までの2週間、平成23年度「女性に対する暴力をなくす運動」を展開してまいります。とにかく女性に対する暴力というのは、暴力のみならず大きな人権侵害になると思っておりますので、一人でも多くの方たちに事の大きさ、そして事件などに発展しないように未然に防ぐための啓発活動にもつなげていきたいと思っておりますので、ぜひ「パープルリボン」、皆様方も着けていただければと思います。
 以上です。どうぞ。

2.質疑応答

(問)共同通信の関です。おはようございます。
 TPPのことについてちょっとお尋ねしたいんですけれども。一つは、昨日、元々想定では最終的に総理が交渉参加について表明するんではないかと言われていたんですが、結果的に民主党の意見を受けて1日先送りするということになったようなんですけれども、これについて閣僚としてどう受け止めていらっしゃるのか、もしあればお伺いしたいんですが。
(答)先送りという言葉は当てはまらないと思います。正に民主党の代表として、民主党の中の様々な意見を受け止めて熟考したいという時間を取りたいというのは、私は代表としては自然なことだと思っています。
 いずれにしても、民主党の代表であり、内閣総理大臣である野田総理がお決めになられたことを、私は支持をします。
(問)今回の決断というのは、野田政権になって一つ大きな節目になる決断だと思うんですけれども、この決断が持つ政権にとっての意味、あるいは総理にとっての意味というのを、大臣としてはどのようにご覧になっていますでしょうか。
(答)総理にとっての意味というのは、ちょっと若干私にはコメントは難しいとは思いますけれども、総理として、この国をどちらにどういう方向性に展開をして、そして発展をさせ、そして国民の幸せ、この国に生まれてよかったと思えるような国家を作っていけるかというところの一つの判断だと思います。
(問)TBSの岩田です。
 今日行政刷新会議が夜開かれますけれども、今日は具体的なテーマはかなりもう絞り込まれるという形になるんでしょうか。
(答)今日は三つのテーマを御議論いただきます。規制の分科会と、それと行政事業レビューに関してと、それと提言型政策仕分けの、今日はテーマを御議論いただいて御決定をいただきます。
(問)テーマを幾つかあった中から絞り込むという形になるんでしょうか。
(答)そうですね。絞り込むというよりも選択をするといいますか。
(問)なるほど。それは夜の会見で発表いただけるということで。
(答)発表します。

(以上)