蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年9月5日

(平成23年9月5日(月) 11:15~11:19  於:合同庁舎4号館6階605会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 総理から拝命いたしまして、行政刷新、それから公務員制度改革、「新しい公共」、少子化対策、男女共同参画社会、共生社会を担当することになりました。特に、野田総理は、行政刷新に大変高い、強い関心をお持ちでおられますので、全力でこの職責をしっかりと担っていきたいと考えております。
 私からは以上です。何かあれば。

2.質疑応答

(問)大臣、おはようございます。フジテレビの羽山です。
 野田政権の支持率について、1点質問があります。週末にFNNと産経新聞で行った世論調査で、支持率がおよそ60%と高い数字を出しましたが、こうした国民の期待について、大臣としてどのようにお考えでしょうか。
(答)支持率は、結果としての数字だと思っております。その数字のために仕事をするのではなくて、国民の皆様方に満足していただける仕事を、それぞれができることをしっかりやっていく、もうそのことに尽きると思っています。
(問)日経新聞の山下といいます。
 行政刷新、事業仕分けについて、今後、どういった分野をどういうスケジュールでやっていこうという具体的な青写真があれば、お話しいただけますでしょうか。
(答)行政刷新は、これまで3回の事業仕分けを行ってまいりました。正に、税金の無駄というものを、結果的に省くための努力をしてまいりました。あるいは、公益法人への支出、国からの補助金等のお金の流れでも、人件費に使われている、いわゆる中抜きになっているようなものも、これまで洗ってきました。
 ただ、1回やってしまったから、全て無駄が削減されるとは思っておりませんので、引き続き行政事業レビューであるとか、あるいは第3次補正も含めて、本当に目的に沿ったお金の使われ方がされるべく、フォローアップをしていくことも大事だと思っています。その一環として、一つの手段として、事業仕分けを更に深化させた形で行っていくことは、私は現段階では否定しません。
 ただ、具体的にいつ、どのような形で、何を対象に行っていくのかは、内閣として考えていきたいと思っています。
(問)朝日新聞の三輪です。
 今の、深化させた事業仕分けという言い方をされたのですけれども、それはこれまでの事業仕分けに対して、何かこういうところは反省すべき点があるとか、次にこういうふうに活かしたいということがあるから、そういうふうにおっしゃっているのでしょうか。
(答)これまでもそうでしたけれども、事業仕分けは毎回行う度ごとに、更に深めてきた自負があります。それは、仙谷大臣のときにも、枝野大臣のときにも、同じ方向をとらせていただいておりましたので、全く同じ形で行っていくということ自体が、手段としてはないと思っています。

(以上)