古川内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年9月25日

(平成24年9月25日(火) 10:44~10:48  於:内閣府本府5階522会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。私から特にご報告することはございませんので、何かあればお承りします。

2.質疑応答

(問)昨日、民主党の党三役人事が固まりましたけれども、党内から賛否あるようですが、大臣はどのように受けとめていらっしゃいますでしょうか。
(答)この人事権は代表である総理が持っていらっしゃるわけですから。やはり新体制のもとで一致団結してやっていくということが大事なことであると思います。私も党の一員として、しっかり新体制のもとで汗をかいていきたいというふうに思っております。
(問)エネルギーの関係で、今後、年末にかけてグリーン政策大綱をまとめて、そこで具体的な施策というのはいろいろ決めていくことになると思うんですけれども、日本再生戦略でつくったり、また工程表をつくったりする考えなど、その辺について、何かお考えをお願いします。
(答)グリーン政策大綱については、戦略室が中心になって具体化していきたいと思っておりますけれども、これはグリーンエネルギー拡大のロードマップという位置づけでございますので、期限を区切った節電であるとか、省エネルギーの目標、また再生可能エネルギーの導入量、技術開発、普及などの目標、それを実現するための予算と規制改革、そういう具体的な手段を盛り込んでいきたいと思っております。
 2030年でどれくらいを目指すのか、あるいはその過程の2020年と、幾つかの項目については既に大きな目標は立っておりますけれども、やはり足元のところから、しっかり1つずつ目標を立ててやっていくことが大事だと思っています。そういった意味では、再生戦略のときにも、新成長戦略のときには2020年の目標を立ててということだけだったのですが、今回の再生戦略では、2015年の中間目標を立てて、さらには、そこに向けて、できる限り毎年度、具体的な目標を立てるということをとらせていただきました。
 このグリーン政策大綱におきましても、こうした日本再生戦略でとった取組なども参考にしながら、長期の大きな目標は目標として、しかし、足元のところから、やはりそこに向けてしっかり進めていくということが大事でありますので、それはモノによって違うと思いますが、そういった意味では、それぞれの項目に応じた具体的な足元からの目標の立て方というものをしっかりやっていきたいと考えております。
(問)そうすると、例えば原子力についても、目標として30年代という言い方で今回あれなのですけれども、そこも何か工程表に入る可能性あるんでしょうか。
(答)これはグリーン政策大綱でありますから、これはまさにグリーンの政策を実行していくものです。原発に依存しない社会をつくっていく、2030年代に原発稼働ゼロを可能とするような状況をつくる、そのためにもやっぱりグリーンエネルギー革命の実現というのは必要不可欠でありますので、それがどれだけできるかということが原発をどれだけ減らしていけるかということともまさに表裏一体でリンクしているわけですから、そういった意味では、しっかりこのグリーンの部分の、省エネルギーなども含めてでありますけれども、そこのところを足元から一歩ずつ進めていきたいというふうに思っています。

(以上)