古川内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成24年7月10日

(平成24年7月10日(火) 8:33~8:38  於:院内内閣記者会3)

1.発言要旨

おはようございます。
今日は「ウルトラマンの日」で、ちょうど1966年の今日、初めてテレビでウルトラマンが登場した記念すべき日でありました。その「ウルトラマンの日」がある同じ週でありますけれども、12日に宇宙戦略室を立ち上げることになっております。
私と同じ名前の古川飛行士は、ウルトラセブンに憧れて宇宙飛行士になったということであります。私も小さい頃、ウルトラセブンのファンでありましたし、宇宙へのロマンやそういう夢をかき立てる、子どもたちが宇宙の分野に目を向ける大きなきっかけになったのではないかなと考えております。
また週末には星出飛行士も宇宙に飛び立ちますし、今週は宇宙に大変縁のある週であります。こうしたときに宇宙戦略室が発足をして、宇宙政策の司令塔として、日本の宇宙開発をしっかり進めていくことができるのは大変喜ばしいことだと考えております。
最初に私から規制・制度改革に係る方針について申し上げます。規制・制度改革は日本の成長を加速させるための極めて重要な取組でありまして、行政刷新会議のもとの規制・制度改革委員会での検討を踏まえ、先ほど規制制度改革に係る方針を閣議決定いたしました。当方針には、航空分野や医療分野を初めとして、日本再生及び復旧・復興に資する改革事項が盛り込まれております。
検討に当たりましては、国際競争力の強化や我が国産業の活性化、国民の利便性向上等へ繋がるよう留意をいたしました。また、今般閣議決定された事項はEPA交渉開始に向け、重要な局面にありますEUの関心にもこたえる見直しが数多く含まれております。
私といたしましても、FTAAP・EPAのための閣僚会合の共同議長として、この規制・制度改革で得られた成果を示しつつ、日EU・EPAの早期交渉開等に向けて努力をしてまいりたいと考えております。私からは以上です。

2.質疑応答

(問)日本再生戦略の今後の取りまとめのスケジュールはいつ頃でしょうか。官房長官は8月に確定したいとおっしゃいましたが、その辺も含めた今後のスケジュール感を教えてください。
(答)近々、国家戦略会議を開催いたしまして、日本再生戦略の原案を提示し、ご議論をいただきたいと考えています。その後、党でもご議論いただいて、そのご議論を踏まえて日本再生戦略を取りまとめたいと思っています。
(問)経済連携の関係でお伺いしたいのですが、特にTPPなのですけれども、9月にAPEC等、今後の国際的なスケジュールがある中で、今、国益の視点で議論するTPPの今後のスケジュール感をどのようにお考えでしょうか。
(答)スケジュールは、別にいつまでと決めておるわけでございませんでして、今、交渉参加に向けて精力的に協議を行っているところでございます。国内外の議論が煮詰まったところで判断をさせていただきたいと考えております。

(以上)