蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年3月4日

(平成23年3月4日(金) 8:30~8:35  於:参議院本会議場中庭側廊下ぶら下がり)

1.発言要旨

 おはようございます。
 2点ご報告です。
 一つは、今の閣僚懇で総理からも、来週の日曜日から行われます規制仕分けに対して、各大臣に協力要請をしていただき、その後私からも改めてこれまでの資料提出、ヒアリング等の御協力をいただいたことにお礼を申し上げると同時に、規制仕分け並びにその後のフォローアップについても御協力をいただきたいとお願いをしたところでございます。
 それと、消費者庁のシンボルマーク、去年の11月から募集を行っていたんですが、今回こちらに決めさせていただきました。
 11月4日から12月8日までの間に109点の応募がございましたが、東京都の伊豆倉靖さんの作品、こちらを採用させていただきますので、是非周知させていただければと思います。
 以上です。

2.質疑応答

(問)昨日、愛知県選出の佐藤夕子議員が減税日本に入るということで、民主党の岡田幹事長に離党届を出しました。こうした動きについて、大臣はどういうふうにお考えでしょうか。
(答)ただ、佐藤さんは元々秘書をしていたということもあって、人間関係、あるいは後援会の関係なんかもあるのかなと推測はしますけれども、やはり同じ党で戦った仲間ですから、是非考えを改めていただければなとも思います。
(問)逆にこういった運動は、党内に何か影響するというふうにお考えでしょうか。
(答)運動ではないと思いますので、影響はそんなに出ないとは思います。
(問)参院議長の西岡議長なんですが、憲法60条、予算案の参院受領日について見解を出されまして、それについて衆院議長や幹事長もいろいろ反対をされていますが、予算案の参院の受領日について、大臣としてどういうふうにお考えでしょうか。
(答)内閣に身を置く者が院の議長が話したこと、あるいは行動したことについて口を挟むべきではないと思います。
(問)逆に受領日について見解を出されることによって、今後もそういった野党側からしてみれば、それを使ってまた今後の国会運営にも影響が出てくると思うんですが。
(答)三権分立ですから、国会の運営、あるいは議長のことについて、口を挟むべきではありません。
(問)規制仕分けについてなんですが、今日午前中に薬のネット販売の反対議連が立ち上がる予定なんですが、こうした動きについて、どういうふうにお考えですか。
(答)どのような規制であれ、それぞれのお立場で改革を進めるべき、その改革の方向性が緩和なのか、あるいは強化なのか、いろいろな意見があると思います。そういった意見を公の場で議論をして、そして未来というか、可能性を、安全性を担保しながらつくり上げていくという作業ですので、いろいろな声があるのは当然だし、健全なことだと思います。
(問)都知事選についてなんですが、昨日岡田幹事長が会見で、大臣の擁立は考えていないという発言をされました。これで改めて確認なんですが、大臣の出馬は可能性はないということで考えてよろしいですか。
(答)岡田さんがどのようにお話になられたのかは分かりませんが、まずは都連の中で議論をしていることですので、私からどうこう言う話ではありません。
(問)先ほど仕分けのところで、いろいろな意見があることはいいことだという話でしたけれども、総理から今閣僚に要請があったように、党代表としてもそういうお立場だと思うんですけれども、それに対して規制仕分けに近い日程になったときに、反対の声が党内から上がってしまうという今の総理の求心力に対しては、どのようにお考えでしょうか。
(答)それが必ずしも求心力につながっているとは思いません。規制仕分けは結果があって行うものではありませんので、結果がどのような形であれ、改革という方向性は党内でみんなが同じく見ていると思います。

(以上)