岡崎内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年1月5日

(平成23年1月5日(水) 10:54~11:01  於:警察庁18階第4会議室)

1.発言要旨

 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 閣議での発言はありませんでした。
 この新しい年を迎えまして、とにかく日本を元気に復活させようという気持ちをテレビあるいは新聞、雑誌などでみんなそれぞれが元気な日本をつくっていこうという、そういう発言がたくさんあったというのが印象的でございました。
 私たちも大変厳しい状況にありますけれども、国民の生活が第一ということを考えて、昨年決定されました予算案をしっかりと審議をしていただけるように、私も側面から頑張っていかなければいけないと考えているところでございます。
 また、これからの国民の皆さんの生活に資することになるように、そうした働きを一生懸命していきたいと思っているところでございます。
 私のほうからは以上です。

2.質疑応答

(問)年明け早々、ちょっと余りいい話ではないのですけれども、インターネットを通じた共同購入に近いようなグルーポン商法と言われるもので、お節料理のインターネットでの注文、それから配達をめぐって大分トラブルがあったということですけれども、まず大体、共同購入をすれば半額ぐらいの値段になるという商売は、価格の二重表示になるのではないかという指摘があるのと、それからお正月までに届かなかったということで、当然民法上の債務不履行があるでしょうし、それから商品と広告のものが違うとなると表示の部分に係ったり、または食品衛生法上、いろいろ問題、法的に係ってくる部分があるのではないかと思うんですけれども、消費者庁としてどのような受けとめをされていますか。
(答)インターネットでしっかり見て、「ああ、これは食べたいな」というような思いで買われた方が、例えば黒豆でも青豆でも数えるほどしか入っていなくて、これは一体何だというようにがっかりされたという報道等もなされたと承知をしているわけですけれども、それが実際そうであれば、やはり景品表示法第4条違反であろうと思うわけですが、これは個別の課題がいろいろございますので、そのケースについては、景品表示法違反であるかどうかについても個別事案に関することですのでコメントは差し控えたいと思います。いずれにしても、もし景品表示法違反という事例がはっきりしたということになりました場合には、法に基づいて厳正に対処していきたいと思っています。
(問)一応その内容について、事案の事実関係について調査はされるおつもりですか。
(答)個別事案に関することであるために、コメントを差し控えたいと思います。
(問)昨日の総理の年頭記者会見は聞かれましたか。
(答)はい。
(問)印象に残った点、感想はありますか。
(答)もともと総理は大変元気な総理だったわけですけれども、新年を迎えられましてますます元気になられ、現在、法案の内容、あるいは個別の予算に関しても割とはっきりしたことをご自分で提示され、雇用と成長という形で、それを優先課題としてやっていこうとしているわけですけれども、日本を元気にさせるために一生懸命頑張るという、そういう気持ちがみなぎった会見だったと思っています。
(問)会見の中で、小沢元代表が強制起訴された場合の対応について、出処進退を明らかにして裁判に専念されるのであればそうするべきだというように踏み込んだ発言をされましたが、それは大臣も同じ考えでしょうか。
(答)そういったことに関しましては、私から個別にコメントをするのは差し控えたいと思います。
 出処進退とかそういう問題に関しましては、小沢元代表、大変賢明な方でいらっしゃいますし、日本を代表する大物政治家だと私は思っておりますので、そこはしっかりと御本人が判断されるものと思っております。
(問)かねてからこの小沢氏の問題については、党内が対立することは望ましくないということで懸念を示されていましたけれども、今回、総理がこうして踏み込んで年頭の記者会見でこうした発言をされたことについてはどう思われますか。
(答)私の立場からは、先ほど申し上げました予算の成立、しかも迅速に成立をさせるために全力を注ぐべきであって、国民の生活や暮らしに役に立つために、内閣も党も一丸となって菅総理を支えるという動きをしていくというのが、私は今最も大事だと思っています。

(以上)