松本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年2月18日

(平成23年2月18日(金) 10:37~10:45  於:第5合同庁舎25階会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。特段、発言はありません。

2.質疑応答

(問)昨日なのですけれども、民主党で一部の若手議員が別の会派をつくって分裂の様相を呈しているのですけれども、大臣のお考え、国会審議にも影響がいろいろあると思うのですが、聞かせていただければと思います。
(答)中にはよく知っている人たちもいますけれども、そのことについて話したこともありませんし、どういうことでそういう行動をとられたのか中身がよく分かりませんのでコメントできません。
(問)16人の行動によって、予算関連法案の成立の見通しなどが厳しくなっているということについてはいかがでしょうか。
(答)それはないと思います。予算関連?
(問)予算関連。
(答)16人の行動によって、それが変わってくるということはないと思います。与野党の関係は、いろいろ厳しい状況はあると思いますけれども。
(問)16人が予算関連法案に対して造反するというような考えを見せているようなのですけれども、それが実現した場合というのはちょっと。
(答)そうなればきついですけれども、私はそうなると思っていませんし。
(問)関連なのですけれども、この問題を解決するために、党内からは首相に退陣してもらって、その代わりに予算関連法案を成立させてはどうかというような声も出ていますが、こうした意見についてはどのようにお考えでしょうか。
(答)ないでしょう、そういうことは、まず。
(問)高速道路の無料化について国交省が案を発表しまして、それで今後、マニフェストの高速道路の無料化に関する部分の見直しということも国交大臣のほうから発言があったのですが、環境省としては、車の交通量の増加とかCO2に与える影響なんかも考えて、今後どのような意見を、マニフェスト見直しにおいて発言していかれるのか、その辺どういうお考えでしょうか。
(答)見直しはどんどん行って、私はいいと思います。マニフェストに書かれていることで、いろいろな意味で高速道路の無料化というのは、去年の暮れぐらいのアンケートでしたら7割か8割反対だという話もありますし、そういうこともやはり真摯に耳を傾けていく、国民の声を聞くということがやはり大切だろうというふうに思いますし、そういう意味では大畠大臣がそういうことを発言されるというのは、ある意味では理解できます。
(問)環境省として、今後はどういう対応をしていくかは。
(答)環境省としては、個人的にはいろいろ大畠大臣とはお話はしています。中身については、ちょっと差し控えさせていただきます。
(問)災害の関係でお伺いしたいのですけれども、新燃岳の噴火が続いてますけれども、対策として新たな支援策というのは何かあれば教えていただきたいのと、あと災害支援チームがずっと行っていると思うのですけれども、現状と展望がもしあれば。
(答)支援策というのは、今、政府の支援チームを7日から送って、それぞれ各市や町に入って様々な避難計画のフォローアップをしていますし、土石流あるいは泥流の関係で、地元の人たちが一番知っていますから、生物多様性じゃないですけれども、伝統的知識があって、この沢が危ないとか、あの山がちょっと危ないとか、そういったことは支援チームは分かりませんから、そういう細かなところもいろいろな意味でフォローアップしていました。私も現地でちょっと励ましてきましたけれども。
 もう1点、一番きついだろうなと思うのは、昨日、高原町も都城市も避難準備情報を出して、都城市は避難勧告を出して、21時に解除されました。そうやって準備をする、避難をする、解除されるということが、やはりものすごくつらいだろうということがあって、昨日実は災害対策特別委員会が終わった後に、そういったケアというか、心のケアとかいうのもちゃんとできるように、こういうことを、内閣府あるいは厚生労働省等々に申し入れをするように指示をしました。
 多分、要介護者、要援護者がたくさんおられましたし、私も避難所に行ってきましたけれども、やはり、勧告がなくても「怖いからここに来た」という人がいっぱいいましたから、そういう意味では、現場を見られたら分かると思いますけれども、すごい厳しい状況にある、このことをしっかりとらえて、体制をもう一回整えたいというふうに思っています。
(問)心のケアというのは。
(答)心というかストレスというか、病気を持っておられる方もおられると思うので、その方が移動したり、準備をしたり、そしてまた戻ったりということに対して、ちょっとどんなフォローができるかどうかということを、指示を、昨日午後いたしました。
(問)期限を求めたり、いつぐらいまでにやれとかそういうふうな形で具体的な。
(答)いや、昨日指示したから、今日もまた、どうなっているという話は後で聞きますけれども。
(問)関連で、心のケアというのは、具体的にある程度職員を派遣したり、そういうことも。
(答)それも含めて今、指示をしています。それは自治体でやられるのか、我々が派遣をするのかということは、まだまだこれからの話です。
(問)昨日の環境部門会議で、田島座長が鳥インフルに対する田島案みたいなものを出されたのですが、内容としては、家伝法の中で野鳥対策を強化するという内容なのですけれども、これに対してはどのような受け止めをされていらっしゃいますでしょうか。
(答)様々な議論があって、私たちはこの議論も踏まえて適切に検討を進めていきたいというふうに思います。個々の問題についてはいろいろあります。農林水産省との関係もありますから、いろいろな問題に対処していきたいと思います。

(以上)