松本内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年11月9日

(平成22年11月9日(火) 8:47~8:50  於:衆議院・本会議場中庭側廊下)

1.発言要旨

 おはようございます。今日は、特段発言はありませんけれども、なにか御質問ありましたら。

2.質疑応答

(問)代表で一つTBSから失礼します。先週行われた、メキシコの閣僚級の準備会合で、先進国と日本側との意見の違い等がありましたが、会合に向けて環境省として準備していくことについて、御意見をお願いします。
(答)近藤副大臣にメキシコに行っていただいて、御報告はいただきました。いわゆる、京都議定書の第二約束期間、要するに枠組みの中で設定をするということには、私たちは、このままの状況の中でね、世界全体のCO2を削減するという意味においては、枠組みの中が28%ぐらいで、アメリカと中国は41%ということで、世界全体の削減にはほど遠いということで、第二約束期間の設定には私たちは反対をしていると、かなり厳しい状況だと思いますけれども、そういう主張をしていきたいと。
(問)今の第二約束期間の話ですが、EUは前提条件付きで認めてもいいと。日本は前提条件付きでも認めないという立場でしょうか。
(答)それは、前提条件というのが、全ての主要国が参加して、我々の前提条件ありますけれども、公平で実効性のある枠組みということで言えば、コペンハーゲン合意が8割超えますから、そういうところをやはり、しっかり土台としながら、やっていくということが前提条件であればね、我々も、その話を聞くにやぶさかではありませんけれども、少なくとも今の枠組みの中でね、第二約束期間というのは考えられない、我々は。

(以上)