福岡県北九州市における産業遺産等の視察 

北九州市、地元NPO法人代表者等から世界遺産登録に係る規制緩和要望等を受ける蓮舫大臣、園田政務官

視察の様子

実地調査において、産業遺産についてヒアリングを受ける蓮舫大臣、園田政務官
(上段:創業当時の本事務所<1899年建設>、下段:現在も稼働中の旧修繕工場<1901年建設>)

 12月13日(月)、蓮舫大臣は、九州・山口産業遺産群のひとつ、新日本製鐵八幡製鉄所内にある産業遺産を視察しました。
 我が国では、稼働中の産業遺産は、世界史的価値があっても、諸外国と異なり、文化財保護法に基づく文化財でないことを理由に、世界遺産登録の申請を行うことができません。今回の視察や関係者との意見交換を通じ、現行制度の見直しを検討すべき問題の一つとして重要な示唆が得られました。