蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年1月7日

(平成23年1月7日(金) 10:26~10:31  於:第4合同庁舎6階605会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。特にございません。何かありますか。

2.質疑応答

(問)北海道新聞、安藤です。
 先日、総理がテレビに出演されたときの御発言で、通常国会前までに政策を実現するために最も力が発揮できるような党と内閣の体制をしっかり整備したいとおっしゃって、内閣改造・党役員人事を近く実施するというようなお考えを示されたのですが、大臣御自身は、そういう総理のおっしゃるようなことが実現できる党や内閣の体制をどういうふうなものだと思っていらっしゃるか。内閣改造後、大臣御自身はどんなお仕事をしていきたいとお考えか。その2点を伺います。
(答)仮の話ですし、人事権は私にありませんから、私がコメントをするべきではないとは思っています。
 私がやるべきことは、今、行政刷新を担当しておりますので、引き続き、今、担当している仕事を更に充実させるために努力するべき、それのみだと思っています。
(問)それに関連いたしまして、参議院の西岡議長が月刊誌に寄稿されたと、今日の報道で出ているのですけれども、その中では、総理と仙谷長官に対して国家観や政治哲学を欠いていると厳しく批判された上で、総理については思いつきで物を言うことが多いだとか、仙谷さんの失言に対しては、問責決議を受けたのは当然だというふうな厳しい論調だというふうなお話を聞いています。大臣が所属する参議院のトップであって、ねじれ国会を運営する鍵になる方だと思うんですが、その議長がこういう発信をされたことをどう受け止めていらっしゃるか。また、大臣御自身は、総理、仙谷さんの仕事振りをどういうふうに評価されているか伺えますでしょうか。
(答)院のトップであられる方の発言ですから、当然重いとは思います。ただ、私自身、まだその原稿は読んでおりませんので、一部報道しか見ていません。一部報道で、どうしても切り取られるところが多いと思いますので、切り取られている部分だけを見たら、それは国民に違和感を与えるような報道振りが目立つのは残念だと思っています。
(問)フジテレビの羽山です。
 一部の報道で、規制仕分けを今年3月に実施するというふうに出ていますけれども、再度お聞きしますが、規制仕分けについて、どのような形で進めていくのか。
(答)3月という日程は、明らかに間違っていると思います。誤報だと思います。
 ただ、規制仕分けは、早い段階でやらせていただきたいと思って準備は進めていますが、まだ日程は固まっていません。
(問)やり方としてなのですけれども、今、分科会で、今後、3月に報告が上がっていく中で、その上がった報告をもとに仕分け作業をするとか、そういうふうにはお考えなのですか。
(答)上がったときには、もう既に各省との政務三役折衝も終えて、よい形でまとめのものに仕上がると思っていますので、仕分けをするのであれば、その前だと思っています。
(問)共同通信の岡です。
 また東京都知事選の話なのですが、お考えに変わりはありませんか。
(答)現段階では、まだ考えていません。オファーも頂いていません。
(問)検討にも値しませんか。
(答)どういう形でお答えしたら皆さんがこの質問をしなくなるのかというのを、私も実は考えてはいるのですけれども、もし様々な声というのが、適当なというか、あるべきところからしっかり頂いたのであれば、それは検討するのは一政治家として当然のことだとは思っていますが、現段階ではその見通しさえもございません。
(問)フジテレビの羽山です。
 今朝、また一部の報道においてなのですが、鉢呂国対委員長を交代させる意向を固めたという報道等が流れていまして、実際に野党のほうで、仙谷長官や馬淵大臣の問責に対して予算の審議に応じないという形で今進んでいる中で、実際に大臣としては、党の一員としても、前回の臨時国会での国対の役割について問題とかがあったというふうにお考えでしょうか。
(答)国会のことは国会でお決めいただくべきものなので、内閣の一員の私がそれに対して評価をするのは、あまりにも分不相応だとは思っています。また、改造があるというような総理の発言を受けまして、各メディアもいろいろな方のお名前を出して、どうのこうのと言われておりますけれども、人事のことは総理の頭の中にしかないと思いますので、あまりその憶測で報道をするということは、私は望ましい報道の在り方なのかどうなのかは、ちょっとこれは分かりません。

(以上)