蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年10月29日

(平成22年10月29日(金) 9:41~9:44  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。
 私からは特にございません。

2.質疑応答

(問)仕分けの関係で、昨日、例えば長妻前大臣が 厚労相時代に進められてきた所在不明高齢者対策だとか、そういう年金関係の事業に関して、例えば所在不明高齢者対策であれば、長妻大臣が地方ではなく国で進めるべきだと言われてきた政策に関して、地方公共団体が実施していく方向にすべきだという判定が出ました。民主党政権下で進められてきた政策が仕分けで否定されるということに関して、違和感を持つ声もあるんですけれども、そのことに関して大臣はどういうふうにお考えでしょうか。
(答)方向性は否定はされてはいないんだと思います。ただ、その方向性を達成するための手段として最も適正な方法を模索するのが仕分け事業でありまして、外部評価者の目を入れて、その仕分けの結果を、是非我々はこのやり方のほうが適切な税金の使われ方ではないかというまとめをまずは出させていただいています。
(問)その関連で、今回、かなり政務三役と仕分け人という形で、民主党議員同士でやり取りするような場面が増えていると思うんですけれども、そのことに関して、例えば意義はこういうことにあるということがあれば教えてください。
(答)それは別に意義というよりも、違和感は私の中ではないんですけれども、お互いそれは、やはり政務三役の責任で様々な事業は提案をしてきていただいておりますし、あるいは執行もしてきていただいている。そこについてダブルチェックという形で、事業仕分けで、第三者の目あるいは国民の皆様方に開かれた形で、その事業を達成するための手段が適切かどうかを議論するということは、私はとてもいいことだと思っております。
(問)仕分け結果を受けた特会改革なんですけれども、法改正はともかくとして、改革の方針ですね、これは1年ぐらいをめどにまとめるとか、そういうお考えはありますでしょうか。
(答)まだそこは、仕分けが終わってみてどういう結果が全体的に出るのか、その結果によって事務作業のボリュームも随分変わってくると思うんですね。ですから、まずはこの4日間を終わらせていただいて、その後、結果全体をどういうふうに取り扱っていくのかという作業が発生してきますので、その作業に着手してみないと、なかなかどれぐらいかかるかというのは、今すぐにはお答えづらい。
(問)閣僚の資産公開についてですけれども、御自身の資産公開の中身についての意見と、閣僚全体の資産公開の制度についての御意見を。
(答)ちょっと意味がわかりません。
(問)資産公開の制度について、皆さん公開されていますけれども、今回、公開された資産について、御感想といいますか、お伺いしたいんですが。
(答)いずれにせよ、資産公開というのが義務付けられていますので、それはしっかりと公開をして、国民の皆様方に情報を出していくことは、私はこれは適切だと思っています。
(問)それと関連で、例えば今の制度だと普通預金が公開対象外となっていると思うんですけれども、制度ではこう変えたほうがいいんじゃないかとか、そういうお考えはありますか。
(答)制度をお決めになるのは国会なんで、そこにおいては、いろいろな議論がこれまでもありましたし、国民の声を受けて、これからも改革に向かって動きがあるんだと思います。そこで決めていただいたことについては、当然従っていきます。

(以上)