蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年9月14日

(平成22年9月14日(火) 10:33~10:38  於:第4合同庁舎6階605会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 今日は、特に私から報告することはございません。
 何かありますでしょうか。

2.質疑応答

(問)いよいよ今日は代表選ですが、ツイッターによると、なかなか昨日は眠りが浅かったということですが。
(答)よく見ていますね。(笑声)
(問)代表選が始まる前から、政策論争をやるべきだというような御意見をおっしゃっていましたが、今日、代表選を控えて、これまでを振り返って政策議論というのはいかがだというふうにお考えになられるか、振り返ってどのような御所見をお持ちでしょうか。
(答)個人的には、やはり両候補とも政策論争は深めることができたと思っています。ただ、本当に深まったと私たちが思っている政策論が、国民の皆様方に幅広く浸透したかどうか、これは国民の皆様方の御判断だと思っています。
(問)大臣は、総理をころころ代えるべきではないというふうにおっしゃっていましたけれども、民主党代表の任期2年についてはどうお考えでしょうか。
(答)それは、考えたことがありませんでした。つまり、もっと長くするとか見直すという意味でしょうか。
 これまで民主党の代表の任期について、党内で議論を表立ってしてきた記憶は、少なくとも私が国会議員になってからないのですけれども、ただ、今回新たに出た課題として、党員サポーターに外国の方がおられることも含めて、やはりどこかでもう一回見直しをしていく、あるいは、これは細野さんが提案しておりますけれども、党の綱領というものも含めて、民主党そのものをもう一回ちゃんと見直し、直すべきところは直していくという、そのときの議論に、もしかしたら一つの課題として出てくるのかもしれません。
(問)代表選、激しい選挙戦を戦って、その選挙が終わった後、党にしこりが残ることはないのか、選挙後について党内はどうあるべきかをお伺いいたします。
(答)しこりが残るために選挙をやっているわけではありませんので、やはりこれは代表選が終わったら、お互い一致結束して挙党態勢で、菅総理がお話しになられているように、適材適所でやっていけると確信しています。
(問)今日、最後に投票前に演説が行われると思うのですけれども、大臣が支持される菅総理の演説には、どういうことを期待したいですか。
(答)両候補に期待したいのは、やはり党の代表だけではなくて総理を決める戦いですから、国民の皆様方、あるいは海外の関係者も大変注目しておりますので、ぜひ思いの丈を演説に込めていただきたい。私たち政治家は、演説、特に言葉というのは、本当に言霊と言われるように魂だと思っていますので、両候補ともに期待したいと思っています。
(問)地方議員は、今、開票作業を進められていますけれども、国会議員は午後ということで、大臣は菅さんの陣営で応援されていましたけれども、今の立場から現在の情勢についてどのように見られていますでしょうか。
(答)私自身が把握しているのは、やはり自分の所属している院の仲間の傾向ですので、全体的にどうなのかはわかりませんが、やはり報道されているように拮抗しているのではないかなという印象は持っています。
(問)代表選とは別件なのですけれども、中国の漁船と日本の巡視船の衝突事故で、日中関係の悪化というのも懸念されている部分があるのですが、今日の閣議、閣僚懇で何らかの意見交換があったのかと、今後の政府の対応について、蓮舫大臣自身、何か御意見、御所見があれば伺います。
(答)閣僚懇が終わった後に、これまでの経緯といいますか、昨日、今日の経緯も含めて、前原大臣から御説明をいただきました。あるいは、お互い協力されて対応した岡田外務大臣からも、丹羽大使の件についての話をいただきました。
 いずれにせよ、領土問題ですので、私たちは毅然とした日本国としての立場を冷静に発信するべきだと思っているし、感情論に陥るべきではないと思っています。

※ 今回の記者会見に関して、9月17日(金)の記者会見で一部訂正をしておりますので、そちらについても御参照ください。

(以上)