第35回男女共同参画会議

総理への答申の手交

会議を進行する玄葉大臣

 平成22年7月23日、総理官邸において男女共同参画会議が開催されました。会議では、第3次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方について、菅総理に対して答申が行われました。
 答申の決定に先立ち、各議員から、中小企業も含めた経済界における取組の推進が必要、男女間の役割分担の在り方の広がりが内需拡大につながる、等の意見が出されました。
 答申を受けて、菅総理から、「これまで、男女共同参画は女性中心とした課題と認識されてきたが、今後は男性も男女共同参画を認識し、行動していくことが重要。男女共同参画が必ずしも十分に進行していないとを踏まえ、答申の実行に向けて全力をあげるとともに、答申に関わっている方々にもそれぞれの立場で前進が図られることを期待する。」旨の挨拶がありました。
 続いて、玄葉大臣は、基本計画策定に向けた今後の進め方に関し、「実効性のある男女共同参画基本計画を策定するため、明確な数値目標、その目標を達成するための力強い取組を盛り込むことが必要である。」と述べました。
 最後に、官房長官から、「玄葉大臣を中心に、各大臣にリーダーシップを発揮いただき、年内の基本計画策定や施策の実施にしっかりと取り組んでいただきたい。できる限りエッジを効かせて実行していただきたい。」との発言がありました。