仙谷大臣記者会見要旨 平成21年11月4日

(平成21年11月4日(水) 8:51~8:55  於:衆議院議員食堂)

1.発言要旨

 どうもおはようございます。
 今日は、質問主意書のサインをしただけです。ご質問をどうぞ。

2.質疑応答

(問)閣議の中で大臣は何か発言はされましたか。
(答)ございません。
(問)枝野さんが昨日、仕分けチームの結果を一両日中にも大臣に報告したいとおっしゃっていましたが、今日中に会われるようなことは。
(答)今のところはまだ予定は立っていませんが、多分予算委員会が終わらないと会えないんじゃないかと思います。今から連絡をとってみます。「そういうお話を聞いたので、昼ご飯でも一緒にしますか。」と声をかけてもいいけれども。まだこれからの話です。
(問)事業仕分けの結果の予算への反映の仕方でちょっと確認をしたいんですけれども、結果をボードメンバーの会議のほうに報告があって、それを了承する形になると思うんですが、その後、実際に予算の反映というのはどのような形で、それがイコール100%反映されるわけではないんですよね。
(答)結局は、予算に関する閣僚委員会で決定をし、なおかつ閣議決定をするということですから、だから、閣僚委員会の前に、当然財務省の、財務大臣の政治判断を含めた査定という作業がありますよね。仕分けが約10%ですよね。だから、その他の90%については財務省が仕分けの結果を見て類推をするのか、連動させるのか、その論理とかですね。それで、当然査定作業に入っていただくと。で、予算に関する閣僚委員会が設定されて、またそこでも当然のことながら、侃々諤々(かんかんがくがく)の議論になっていくんだろうと思いますね、最終的には。
 従来は、官僚の方々が折衝して、その後の大臣折衝は手打ちのしゃんしゃんと、あるいは折衝玉みたいなものがあったんだろうけども、今年は反対で、折衝玉というよりも、真剣勝負の、要するに組み替えというか、これをやるためにここを削ってくれというか、ここはこういうふうに縮減してくれみたいな話が財務大臣からは出されるだろうと思います。
(問)となると事業仕分けの結果が実際に反映されるかどうかというのは、財務大臣と各大臣との折衝によって決まってくるという……。
(答)その要素は相当大きいと思いますね。ただ、最終的には閣僚委員会で決まってくると。閣僚委員会も、関係閣僚委員会というのを別途、例えば何々省と4大臣ですか、5大臣だったかな、総理含めて5大臣かなという、だから6大臣、7大臣で行うということになるようなケースもあるのかなと思ったりしますけど、それはもう推測の域を出ません。

(以上)