男女共同参画会議(第32回)について

会議で挨拶を行う鳩山総理

 平成22年2月18日、総理官邸において男女共同参画会議が開催されました。冒頭、鳩山総理から、「これからは、ソフトパワーが重要な『女性性』の時代であり、女性が活発に活躍できるようにしていくことが必要。男女共同参画社会を本物に仕立てていただきたい」旨の、あいさつがありました。
 会議では、まず、今年策定予定の第3次男女共同参画基本計画について、議論が行われました。有識者議員からは、女性の雇用や女性に対する暴力等の課題について、問題提起があったほか、閣僚からも、様々な意見が出され、活発な議論が行われました。また、福島大臣から、策定に向けた基本的な考え方の意見を述べるとともに、新たな時代にふさわしい、実効性のある計画にしたい、との決意を示しました。
 続いて、民法改正や女子差別撤廃条約選択議定書の批准、女性の参画拡大のための積極的改善措置など、男女共同参画に関する重要課題について、報告や意見交換が行われました。福島大臣からは、国家公務員や国の審議会等における女性の登用について、各府省の積極的な取組を促すとともに、公共調達において男女共同参画やワーク・ライフ・バランスの取組が進んでいる企業を積極的に評価することについて、内閣府の取組を紹介し、関係省庁にも取組を依頼しました。