東麻布保育室の視察

施設内を視察する福島大臣1

施設内を視察する福島大臣2

 平成21年12月2日、福島大臣は、港区にある「東麻布保育室」を視察しました。この保育室は、港区が保育所待機児童急増への緊急対策として廃校になった小学校を保育室として活用しているものです。


 大臣は、港区の待機児童の状況やその対策としての緊急暫定保育事業の概要、既存施設を活用することに伴う制約などの運営上の課題、保護者のニーズなどについて説明を受けた後、施設内を視察しました。


 視察を終えて、大臣は、「今回の施設は廃校を活用しているため、保育室・廊下・校庭・調理室など広いスペースが確保できており、子どもたちがのびのびと過ごすことができている。」と感想を述べた上で、「働きたい親にとって、子どもを安心して預けたいというニーズは切実であり、待機児童解消に向けた対策が急務である。そのための方策は一つではなく、いろいろな知恵が必要であり、今回の視察は、今ある資源を有効に活用しているという点で、大変参考になった。」と述べました。