小渕内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年7月28日

(平成21年7月28(火) 11:00~11:03  於:内閣府本府1階118会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議におきましては、特に私の所管案件はありませんでした。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)民主党が先日マニフェストを発表しました。子ども手当など非常に少子化対策にも重点を置いているかと思うんですけれども、大臣の受けとめをお願いいたします。
(答)私も民主党のマニフェストに目を通させていただきました。幅広くいろいろなことが盛り込まれておりますけれども、どの項目を見ても、これまでの政府・与党内でも議論をしてきたことであります。少子化対策については、これまでに必要な内容は出そろっているのではないかと思います。これまで我々がやってきたものとの違いということで言うと、現金給付を重視しているという点ではないかと思います。それに対して、こちらとしては、もちろん経済的な支援というものが大事であって、今後、より子育て世帯の負担を軽減していくということについてはしっかりとやっていかなければならないと思っていますが、それにあわせて現物支給や保育所の整備等、バランスのよい少子化対策をすることで、いろいろなニーズにしっかりこたえていける少子化対策をこれまでもやってきていますし、これからもその方向でやっていく所存です。いろいろなところで言われていますが、やはりしっかりとした財源の確保を前提にそうした支給というものも考えていかなければならないと思っていますし、配偶者控除や扶養者控除の廃止という話も出ていますので、そうした負担に対しても国民合意を十分にとっていかなければならないと考えています。

(以上)