小渕内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年4月3日

(平成21年4月3日(金) 9:10~9:13  於:内閣府本府1階118会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議につきまして、私からお伝えすることは特にありません。
 お手元に報告事項を1件配布しておりますので、ご覧いただければと思います。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)今週、総理から子育て支援の取組についての指示を受けられたと。この中に、問題となっている「育休切り」についての何か対策というのもそこには盛り込まれるような形になるんでしょうか。
(答)それにつきましては、今、いろいろと検討を進めているところでありますけれども、やはり現在の経済情勢を踏まえて、必要なところに必要な対策を打っていくようにということが総理の指示ですので、そうしたところも考慮に入れて検討していかなければならないと思っています。
(問)「育休切り」そのものについてなんですけれども、政府は少子化が日本の将来にとって大問題だという中で、こうして子供を産んだことによって職を失うという現状があって、だったら少子化対策って何なんだという話になってきてしまうと思うんですが、大臣はもう出産もされて、そういう御経験もあるということを踏まえて、こうした現状というのを率直にどのように見ていらっしゃいますか。
(答)今、そうした「育休切り」のようなことが起こっているということについては、本当にこんなことはあってはならないことだと思っています。今、お話があったように、少子化対策という観点からも、皆さんに安心して出産・育児をしていただきたいということで環境を整備している中で、これから出産しようと思っている働く女性にとっても大変問題なことだと思いますし、こうしたことが進むと、やはり産み控えをしようというようなことがあるのではないかと、いろいろと心配するところであります。
 少子化対策というのは、そうした働く女性においても、本当に安心して仕事も育児もできるということを整えるということですので、こうしたことがないようにしていかなければならないと思っていますし、企業側に対しても、こうしたことは基本的に法律に違反することでありますから、そのようなことがないようにしっかりこちらからも指導していきたいと思っています。
 ただ、やはり経済状況がこのように厳しくなってくると、どうしてもそうした弱い立場のところにしわ寄せが来るということを十分に踏まえて、この対策などにもしっかり活かしていかなければならないと思っています。
・報告事項(PDF形式:11.8KB)

(以上)