小渕内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年3月6日

(平成21年3月6日(金) 8:48~8:51  於:参議院本会議場中庭側廊下ぶら下がり)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議ですが、私の所管案件では、「青少年総合対策推進法案」が閣議決定されました。法案の内容は、お手元の資料のとおりです。
 報告事項が2件ございます。
 「『ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム』第3回会合」の開催についてです。9日に開催いたします。テーマは不妊治療ということで、しっかりこのPTで議論をしたいと考えています。
 2件目は、「フィルタリング普及キャンペーン」についてです。本日から1カ月、関係省庁及び民間事業者と連携して、全国の家電量販店や携帯ショップなど、5,000店舗で実施いたします。詳細は、共生社会政策統括官室までお問い合わせください。
 以上です。

2.質疑応答

(問)西松建設の関係なんですが、小沢代表は「国策捜査じゃないか」というふうに会見で反論していますが、この一連の小沢さんの対応を見て、どういうふうに考えられますか。
(答)今、警察でいろいろと調べが進んでいるところであるかと思うので、その推移を見守りたいと思いますし、特に個人的にはお答えのしようがないと思います。
(問)それに絡んで、自民党内であるとか閣内でも、献金などを受けていらっしゃる方がいらっしゃるんですけれども、こういうのは国民の政治不信というのを招く結果になってしまうと思うんですが、このことについてはどういうふうに思われますか。
(答)確かに、政治不信を招くという意味では、それぞれの国会議員が、どういう経緯でそういう献金を受けたかということについてきちんと説明する必要があるのではないかと思います。それぞれの国会議員が個々に対応することだと思いますけれども、やはりそうした不信感を国民の皆さんに持たれないように、しっかり対応していかなければならないと思います。
(問)給付金の法案が通りまして、昨日は早いところでもう支給が始まっているんですけれども、大臣は結局どういうふうにお使いになられますか。
(答)今のところ、余り具体的には考えてないんですけれども、地元で、子どものものを買おうかなとか、あるいは、今、子ども関連でいろいろ寄附という話もありますので、そうしたことを考えております。いずれにしても、家族と相談したいと思います。
(問)本日、閣議決定された青少年の法案なんですけれども、去年、麻生総理がこの新法の制定を表明していまして、結構、総理の意向が強い法案だと認識しているんですが、今回の決定に関して総理から何かお言葉はありましたか。
(答)今回この法案について、閣議の場で、総理から特に御発言はありませんでした。

(以上)