小渕内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年2月13日

(平成21年2月13日(金) 9:42~9:46  於:本府1階118会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 今日の閣議について、私から特にお伝えすることはありません。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)昨日、小泉元総理大臣が一連の麻生総理大臣の郵政民営化に関する発言について、かなり手厳しい御批判をされましたけれども、まず、その発言に対する感想と、あと発言が与える今後の政権運営への影響をどのように考えていらっしゃるか、お願いいたします。
(答)郵政民営化につきましては、小泉元総理がライフワークとしてずっとおっしゃってきて、それを実現させた御本人でありますので、麻生総理の御発言について、やはり人一倍鋭く反応されたものだと思います。
 ただ、麻生総理は、自らの御発言の真意を予算委員会で説明されましたので、もともとのお二人の気持ちに幾分か、食い違いがあったというところではないかと思います。
 今後の政権運営については、確かに小泉元総理は、大変指導力のある方でいらっしゃいますし、影響力もある方だとは思いますが、今後どうなるかということにつきましては、私としてはコメントしかねるところです。
(問)その質問に関連してですけれども、同じ発言の中で、小泉元総理が定額給付金について、3分の2、いわゆる衆院再議決を使うほどのことではないというような発言をされたんですけれども、定額給付金に対する発言については何かありますか。
(答)定額給付金については、昨年の10月末に政府・与党の手続にのっとって決定されましたので、もう結論が出ていることだと思います。
(問)郵政民営化の見直しについて、先日の会見では委員会での議論を見守りたいと大臣おっしゃったと思いましたけれども、四分社化の経営形態の見直し自体についての大臣のお考えをお願いします。
(答)それについてもあわせて、年度末に見直しということで郵政民営化委員会のほうで検討が進んでいると思いますので、その行方を見守りたいという姿勢に変わりありません。
(問)今日の閣僚懇談会で郵政の見直し云々ということについて、総理やほかの閣僚の方から何か発言というのは。
(答)今日の閣僚懇の場では、そういった話は一切ありませんでした。

(以上)