小渕内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年12月26日

(平成20年12月26日(金) 11:03~11:07  於:内閣府本府1階118会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議では、私の所管案件は特にありませんでした。
 また、私から報告事項が1件ございます。
 「パパの育児休業体験記」についてです。
 9月2日から10月17日まで、育休パパたちの経験や思いを体験記として募集しておりましたが、このたび84名分のパパの育児休業体験記として取りまとめました。
 この体験記を広く社会に発信することにより、育児休業をためらっている男性を後押しし、また、こうした男性を取り巻く人たちの理解を深めていただくことに役立てていきたいと思います。
 詳細は、仕事と生活の調和推進室にお問い合わせください。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)今年も最後の閣議になりまして、麻生政権発足からおよそ3カ月たちました。この3カ月間を振り返って、一番大変だったことと、一番印象的だったことを教えてください。
(答)麻生内閣が発足してから、景気の状況、世界経済の状況に対応して、いろいろ対策を打ってきました。そうしたことが一番大変だったと思っています。これにつきましては、これからまだまだしっかり注視をしていかなければならないわけで、やはり今の雇用の状況、日本の景気などにしっかり対応していくことが麻生内閣にとって最大の課題ではないかと思っておりますので、今後ともしっかりやっていかなければならないと考えております。
(問)今のに関連してなんですけれども、大臣御自身は戦後最年少で大臣に御就任されるなど、非常に注目を集められた1年だったと思うんですけれども、大臣御自身の中で1年を振り返られて何か一言お願いします。
(答)大臣に就任してからの3カ月が余りにも印象的で、その前のことはあまり思い出せないのですが、少子化対策また男女共同参画担当大臣を拝命し、今の少子化の問題を捉えてしっかりとした仕事をしていかなければいけないと全力疾走してきた3カ月だったと思います。
 まだまだではありますけれども、3カ月という短い期間の中で、多少の成果も残すことができたかなと思っていますので、引き続き、また今まで以上の思いで来年も取り組んでいきたいと考えています。
(問)こちらの育休体験記、これから説明があるということなんですけれども、大臣これを読まれてみて、どのような感想をお持ちになられたか。
(答)思ったよりもたくさん集まって、そして男性の生の声が本当にたくさん出ていると思います。正直、こんなにたくさんの、また素直なお声をいただけると思っておりませんでしたので、大変うれしく読ませていただきました。
 先ほど申し上げましたけれども、こうした後押しで、これから育児に参加する男性が増えていただきたいと思っていますし、こうしたことをしっかり発信していきたいと考えております。
 3カ月、いろいろな形で皆さん方には少子化や男女共同参画に関心を持っていただいて、発信をしていただきましたことに感謝申し上げたいと思います。
 来年もいろんな新しいことにチャレンジして一生懸命やっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 大変短い冬休みの期間ですけれども、どうぞ皆様お体には御留意をされて、よいお年をお迎えください。本当にありがとうございました。

(以上)