小渕内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年11月11日

(平成20年11月11日(火) 9:43~9:47  於:内閣府本府1階118会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議では、私の所管案件は特にございませんでした。
 また、お手元の資料のとおり、今朝の閣議において、私から「女性に対する暴力をなくす運動」と「女性に対する暴力反対キャンペーン」について御報告いたしました。
 11月25日は、「女性に対する暴力撤廃国際日」であることから、明日12日から25日までの2週間を「女性に対する暴力をなくす運動」期間と しています。内閣府では、21日金曜日午前10時から24時間のDVホットラインを開設し、配偶者や恋人からの暴力に関する電話相談を受け付けます。
 また、現在、国連婦人開発基金UNIFEMが、「女性に対する暴力反対キャンペーン」の署名活動を展開しています。これは、UNIFEM親善大 使である女優のニコール・キッドマン氏の呼びかけで、今月25日までに100万人分の署名を集めようというものです。既に、様々な国の閣僚などが署名して おり、我が国も麻生総理を始め、すべての閣僚に署名していただきました。
 また、UNIFEMの署名受付ホームページが日本語に対応していないため、1人でも多くの日本人の方々に署名いただけるよう、本日より新たに、 私どもあてにファクスで署名をお送りいただくこともできるようにいたしました。これにより、日本人の方からの署名に弾みがつき、目標の100万人の達成の 一助となることを期待しています。詳細は、男女共同参画局のホームページをご覧ください。皆様の御協力をお願いいたします。
 次に、私から報告事項が1件ございます。
 「『子どもと家族を応援する日本』功労者表彰受賞者の決定」についてです。お手元の資料のとおり、このたび「子どもと家族を応援する日本」功労 者表彰の受賞者を決定いたしました。表彰式は、13日に開催する「『子どもと家族を応援する日本』シンポジウム」の中で実施いたします。詳細につきまして は、共生社会政策統括官室にお問い合わせください。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)定額給付金の関係なのですが、自民と公明の両政調会長の調整で、子供について加算するという話が纏りつつあります。それについて、大臣としてはどう考えられますか。
(答)こうした形で子供のいる家庭に対し、支援がなされるということは大変ありがたいことだと考えています。
(問)定額給付金については、まだはっきりした額とか支給方法が決まっていないという点があって、あまり評判が宜しくないといいますか、そういったところもあると思うのですが、今後、それを有効に使うには、どういったことが必要だと思われますか。
(答)確かにいろいろな御意見、やや方向性が見えない部分もあって、評判が宜しくないというところもありましたけれども、総理がしっかり方向性を示されて、今後与党間で細かなところを詰めていくことになると思います。最終的には、給付金がしっかりと迅速に皆さんのお手元に届くようにしていかなければならないと考えています。

(以上)