佐藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年1月5日

(平成21年1月5日(月) 9:34~9:40  於:警察庁18階第4会議室)

1.発言要旨

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。 本日の閣議において、「交通事故防止対策の推進について」、内閣府特命担当大臣から発言がございまして、これに関連致しまして、私の方からも発言をさせて いただきました。 警察においては、関係機関・団体との緊密な連携の下、一丸となって交通事故防止対策に取り組み、その結果、昨年の交通事故死者数は、前年を更に下回り、過 去最悪であった昭和45年の三分の一以下となり、「平成24年までに交通事故死者数を5千人以下とする」との政府目標の達成も間近になったこと、また、負 傷者数も十年ぶりに100万人を下回ったこと、しかしながら、いまだ多くの尊い命が交通事故の犠牲となっており、飲酒運転による悲惨な事故も依然として発 生しているなど交通事故情勢は厳しいこと、警察においては、本年年初に内閣総理大臣から示されました「今後十年間で、更に死者数を半減させる」との新たな 目標の達成に向けまして、引き続き、各界各層と連携を致しまして、総合的な交通事故防止対策を進めていくことなどの発言をさせていただきました。
 以上です。

2.質疑応答

(問)本日から国会も始まりますけれども、本日の初閣議では、総理から今年の抱負や、どういった取組みをしていくかなどの発言がございましたでしょうか。
(答)不況の脱出に全力を挙げるため、各閣僚一致協力して、それぞれの任に当たっていただきたいとの発言がございました。
 また、今国会については、非常に厳しいものがあろうとは思いますけれども、一致団結をして乗り切りたいとの発言がございました。
(問)大臣の今年の目標について、何かございましたらお願いします。
(答)昨年9月24日に就任し、若干ばたばたした期間もございましたが、今年は地に足をつけて、しっかりとした対応を図ってまいりたいと思っております。
 警察行政については、いろいろな事件・事故がいつ起きるか分からないという状況の下で、しっかりと対応できるような態勢をこれからも取っていかなければいけないと思っております。
 また、沖縄関係では、振興計画が残り3年となりますから、こういうことも含めてしっかりとした対応をしていかなければいけないと思います。
 北方関係についても、2月には北方領土返還運動の全国強調月間もございますので、一層取り組んでいかなければいけないと思います。
 また、防災関係では、昨日も(インドネシアにおける地震の影響による)津波がございましたが、情報収集に当たるなど、しっかりと対応させていただきましたが、大きな被害はなかったということで安心をさせていただきました。今後とも、いつ何時、災害が起こるかどうか分からないという状況の中、自分も含めて常に備えておくということが、私に与えられた仕事だと思い、律してまいりたいと思っております。
 最後に、私自身のことでは、今年は選挙が間違いなくありますので、その準備もしなければいけないということも含めて、自分なりに精一杯努力をしていきたいと思っております。

(以上)