佐藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年11月11日

(平成20年11月11日(火) 9:30~9:33  於:警察庁18階第4会議室)

1.発言要旨

 本日の閣議におきまして、衆議院議員鈴木宗男君提出麻生太郎内閣総理大臣の自宅を見に行こうとしたデモ隊の逮捕勾留に関する質問に対する答弁書について決定をいたしました。
 本件は、本年10月26日に、警視庁によって、東京都の集会、集団行進及び集団示威運動に関する条例違反等により、3名の被疑者が逮捕された事案について答弁するものであります。

2.質疑応答

(問)先日、足立区内における女性殺害に関する警視庁の捜査について、捜査怠慢という形で賠償金を支払う命令が東京地裁で出ましたが、これについて大臣の御所感を伺います。
(答)平成16年に、都内の女性が監禁・殺害された事件の関係だと思いますが、まずは、この事件で亡くなられた被害者の方の御冥福を心からお祈りするとともに、御遺族にお悔やみを申し上げたいと思います。 
 今回の判決は大変厳しいものと受け止めておりますし、今後の対応につきましては、警視庁において検討されるものと認識しており、判決へのコメントは差し控えたいと思います。
 一般論でありますけれども、警察においては、組織をあげて「警察改革の持続的断行」に取り組んでおりまして、国民からの切実な訴えに的確に対応するよう努めているところでありますが、今後とも、警察官一人一人が警察改革の趣旨を十分に踏まえつつ、積極的に職務を執行していただくことが必要だと考えております。

(以上)