佐藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年10月31日

(平成20年10月31日(金) 9:56~10:01  於:第4合同庁舎8階819号室)

1.発言要旨

 おはようございます。閣議での改めての御報告はございません。

2.質疑応答

(問)昨日も大学生による大麻取締法違反事件が明らかになるなど、学生や若者の間での大麻事件が深刻のようです。背景にはネットで(大麻の)種を入手して自分で栽培するというようなことがあるようですが、こうした種の取り扱いの問題を含めて、大臣のお考えがあればお願います。
(答)逮捕者が出たことについては、大変遺憾に思いますし、大麻の使用が拡がっているということを示すものとして大変憂慮すべきことだろうと思っております。御指摘のようなことを含めて、今後、関係機関等とどういう対策を取ったらいいかということをよく検討して、大麻の濫用防止に努めてまいりたいと思います。
(問)総選挙がひとまず見送りということになりましたが、御所感をお伺いします。
(答)近く選挙がある場合に備えて、私も政治家として準備をしてまいりましたけれども、昨日の総理の御発言等を鑑みれば、すぐに対応しなければいけないという方向には向いていないと思いますので、地元等ともよく相談をさせていただこうと考えております。
(問)昨日、麻生総理が消費税増税の実施について御発言されましたけれども、閣僚のお一人として御見解を伺います。
(答)報道等を見ていますと、かなり大きく取り上げられているとの認識をしておりますが、私が昨日テレビで拝見した限りでは、(税制抜本改革という)全体的な流れの中で触れられたものであり、消費税に限定した御発言とは受け取れないものと私は思っております。ただ、総理の思いのある御発言とも思いますので、私どもも真摯に受け止めて、よく議論をしていきたいと思っております。
(問)当面、総選挙は遠のいたようですが、消費税増税となると選挙で戦いにくくならないですか。
(答)総選挙がいつ行われるのか分かりませんし、これから税調等党内でも議論していくことになると思いますので、今ここでは(総選挙への影響については)分からないと思います。

(以上)