鳩山内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年5月15日

(平成21年5月15日(金) 10:15~10:18  於:官邸)

1.発言要旨

 おはようございます。

2.質疑応答

(問)民主党代表選についてお伺いします。鳩山幹事長と岡田副代表が出馬を表明されて一騎打ちの選挙戦が事実上始まっております。両者の主張を今どのようにお聞きになっていますでしょうか。
(答)他党のことですから、それほど詳しく情報も分かりませんが、幅広く党員等の声を聴くようなやり方をなぜしなかったのかなと、まあ他党のことですから、思って見ております。
(問)先ほど、野党3党の有志の方々が日本郵政の西川社長を刑事告発するということでお見えになっていましたけれども、これに関連して、日本郵政は近々指名委員会を開いて新しい取締役の候補を上げてくると思うのですが、大臣は、それを認可するお立場にあるのですけれども、仮に西川社長がその案で上がってきた場合の大臣の御所見を伺えますでしょうか。
(答)今まで国会答弁等でいろいろ申し上げてまいりまして、やはり不透明な事柄が平気でどんどん行われてきた。そして、企業としてのガバナンスという問題もあるだろうというふうに思いますし、総務省に対する報告も二転三転するとかですね、様々に問題が指摘されているところでございます。野党の方々は今日、刑事告発をされるとおっしゃっておられました。その前に私に対して、西川社長の解任の要請ということでお見えになりましたが、私には社長を解任する権限はございません。これは取締役会で決めるわけでありましょう。取締役を決めるのは株主総会ですけれども、その前に指名委員会というところで案を作るという形になっていると思います。そして、その株主総会で議決が行われても、総務大臣が、私が認可しない限り効力を発生しない、これが日本郵政株式会社法第9条の、私にとっては大変重い規定でございますから、その指名委員会が案を作って、株主総会がどうなるか。いずれにいたしましても、今まで私が国会等で申し上げてきた考え方をもとに、認可するしないは私自身で判断をいたします。
(問)民主党の代表選ですけれども、鳩山幹事長がですね、党内では優勢に進めているのですが、地方ではやはり岡田副代表がクリーンであるというイメージで、3倍くらい票を固めている。それで、鳩山幹事長の方は小沢代表の「かいらい」じゃないかという見方もあって、そちらでは歩が悪いということになっていますけれども、「かいらい」じゃないかという見方についてはどうでしょう。
(答)「かいらい」というか、かんぽの宿と同じで、出来レースでは印象が悪いだろうなと、こう思いますね。

(以上)