甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年2月20日

(平成21年2月20日(金) 8:59~9:03  於:内閣府本府5階522会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 私のほうから、1点ございます。
 本日、人事院に対しまして、幹部職員賞与の傾斜配分化を実施するために、所要の一般職給与法の改正につきまして、勧告の要請を行うということといたしております。
 今後とも工程表に沿いまして、改革を実現をしてまいりたいと考えています。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)自民党内から、麻生総理大臣では選挙が戦えないという声も強まっておりますけれども、こうした党内の声を大臣はどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。
(答)私は、閣内の一員でありますから、内閣支持率が落ちていることの責任の一端は負わなければならないと思っております。いろいろと事件、事象が重なりまして、本当につらいことになっていますけれども、今は麻生総理は、正に一心不乱に景気回復、1点集中して取り組んでいくと。そのことが国民の信頼回復につながっていく道だと思っておりますので、私も私の所掌の範囲でやるべきことをしっかり成し遂げていきたいと思っています。
(問)麻生総理の秘書官が、医学部進学者からの相談を受けて口利きをしていたというような疑惑が、今日、新聞に出ているんですけれども、新たな政権に対するマイナスイメージとなりそうなんですけれども、大臣の御認識はいかがでしょうか。
(答)プラスイメージにはならないですね。中身をよく私も精査しておりませんが、何か新聞報道によりますと、支持者の方から相談を受けたんで、進学相談に乗ってほしいという程度の話のようですね。その後、特段の何か便宜を図られたということではないですし、医学部を目指すについて、どういうことに気をつけて勉強したらいいかみたいな話じゃないんですかね。
(問)特に問題ないということですか。
(答)問題ないとは言いませんけれども、誤解を招かないようなアドバスの仕方を研究したほうがいいですね。
(問)先ほど大臣おっしゃった勧告の要請なんですけれども、これはいつまでに勧告を出してくださいという要請なんでしょうか。
(答)こちらからいつまでという期限は切っておらないんですが、できるだけ迅速に検討していただいて、勧告をしてもらいたいと思います。いついつまでにということは付けておりません。できるだけ早くということを期待しているということであります。
(問)確認ですけれども、それは大臣が直接要請に行くという形ではなくて、文書という形ですか。
(答)もう事務的に今日やります。

(以上)